ソシオネクストは、半導体の設計開発を行う企業です。
2023年7月に、大株主の「日本政策投資銀行」「富士通」「パナソニック」の3社が、株式売却の報道がありました。
これを受けるかたちで「ソシオネクスト潰れる」と検索されていました。
ここでは、ソシオネクストへの転職を考えたときに気になる、
- 年代別＆役職別年収
- 転職難易度
- 退職者の理由
を紹介します。
※本ページはプロモーションが含まれています
ソシオネクストの会社概要
ソシオネクスト本社
（出典：グーグルMAP）
- 本社 神奈川県横浜市港北区新横浜2-10-23 野村不動産新横浜ビル
- 売上 2,212億4,600万円
- 経常利益 371億2,200万円
出典：Yahooファイナンス 2024年3月期実績
ソシオネクストの業績から潰れる要素無し
2024年3月期の決算発表によると、ソシオネクストの売上・利益は好調に推移しています。
データセンター向けの製品が好調なことに加えて、円安の為替影響もプラスに働きました。
業績から《潰れそう》な不安要素は、見つかりませんでしたね。
出典：ソシオネクスト決算概要
ソシオネクストの株式売却の理由は成長分野に投資
2023年7月、ソシオネクスト株の売却については、次のように報道されています。
3社が売却する株式は全体の37.5%に相当する。
富士通とパナソニックHDは、非中核となる半導体関連の株式を売却し、成長事業に資金を振り向ける。
上場後1年たたずに上位大株主が一斉に株式を売り抜ける事態に、市場では事業の成長性について懸念が出ている。
ソシオネクストの採用計画方針は中途に追い風
さてソシオネクストへの、採用状況を調べてみました。
2024年6月のコーポレートガバナンスでは、人材登用について、次のように記されています。
【ソシオネクストは潰れる？】中途採用は継続
ソシオネクストの中途採用は、ホームページ上で募集しています。
ホームページでは、「開発」「プロダクト技術」「管理系」職種の募集がありました。
採用人数は”若干名”とありましたので、数名程度と思われます。
採用活動の中心は、中途よりも新卒採用に重きを置いているようですね。
ソシオネクストは潰れる？①：転職の難易度は管理職にチャンス
ソシオネクストの転職難易度を探る上で、中途入社者の比率を確認したところ、
上述のコーポレートガバナンスに、「10.7％」とありました。
詳しくは以下にあるとおりです。
2024年3月期は39名の中途採用を行い、うち10名は管理職として採用いたしました。
中途採用従業員比率は11.9%
中途採用従業員管理職比率は10.2％
今後も、中途採用従業員の採用・登用を推進してまいります。
中途採用の比率、「10.7％」は高いとは言えません。
しかし31名の中途採用者のうち、10名が管理職でした。
管理職の中途採用に関しては、意欲的とも取れますね。
ソシオネクストは潰れる？②：キャリア採用の条件は非公開の可能性
さてこの記事を書いた日には、ソシオネクストの転職エージェントを通じた、《公開求人》を見つけることはできませんでした。
しかし会社発表資料には
- 中途採用従業員の従業員比率 および 管理職比率について 現状以上の比率を目指す
とあります。
ソシオネクストの管理職キャリア採用は、「非公開求人」なのかもしれません。
下の転職エージェンシーを利用することで、詳しい情報がわかりますよ。
【ソシオネクストは潰れる？】平均年収858万円の高ランク！
さて、ソシオネクストの平均年収は、
有価証券報告書によると、
921万円
かなりの高額です。
同業他社の年収も気になりますので、比較してみました。
ソシオネクストは潰れる？①：同業他社との比較は真ん中あたり
同業との平均年収 比較は、次の通りです。
【ソシオネクストとの同業年収比較】
- ソシオネクスト 921万円
- ローム 895万円
- サンケン電気 704万円
- メガチップス 892万円
出典：ヤフーファイナンス
同業他社も総じて、700～900万円の平均年収です。
半導体業界の年収ランクは、とても高いことがわかりました。
転職先として、人気を集めるでしょうね。
ソシオネクストは潰れる？②：課長の年収は1,000万円！部長の年収も高給
続いて、ソシオネクストの社員口コミによる年代別年収は次の通りです。
- 25～29歳 450万円～
- 30～34歳 500万円～
- 35～39歳 600万円～
- 40歳～ 800万円～
課長の年収は1,000万円程度という情報がありました。
部長の年収に関しての口コミ情報を、見つけることができませんでした。
しかし同業ロームの部長年収が1,200万円以上であることから、
ソシオネクストも同等と推測できますね。
また口コミには他にも、
- エンジニア職の給料は高額
他社への「人材流出を防ぐため」かもしれませんね。
【ソシオネクストは潰れる？】離職率と勤続年数
さて、ソシオネクストの離職率も確認します。
会社の公式資料で、離職率の記載を見つけることができませんでした。
しかし有価証券報告書には、平均勤続年数は8.1年とあります。
ソシオネクストの設立が、2015年3月ということを考えると、
- 退職者はごく僅か
となりますね。
ソシオネクストは潰れる？①：残業時間は少ない激務なしのホワイト
社員口コミによる残業時間の、同業他社比較です。
- ソシオネクスト 29時間/月
- ローム 33時間/月
- サンケン電気 31時間/月
- メガチップス 28時間/月
働く環境は「ホワイト」ですね。
- 激務からくる仕事への不満
ソシオネクストは潰れる？②：退職の理由は伝統的な日本企業
それでは、ソシオネクストの退職者の理由も、見てみましょう。
- 経営陣はチャレンジを推奨しているが、現場レベルではあまりチャレンジしない
- 大手の安定感とベンチャーのような柔軟さが共存していることを期待したが、残念ながらそうではない。
- むしろ元が二つあるが故の不安定さと、大手企業の凝り固まった決まりごとが共存。
ソシオネクストは、もとは「パナソニック」「富士通」事業の統合により生まれた会社です。
若手社員には、《伝統的な日本企業》と映るようですね。
退職者も
- 『人事制度を新しくし、試行錯誤の最中』
という声もありましたよ。
ソシオネクストの転職口コミは、下の転職会議で確認できます。
『昇給は頻繁』にあるという声も、、羨ましいですね。
＞＞転職会議で確認する
＼国内最大級約375万件／
ソシオネクストは潰れない！
さて、大株主3社（日本政策投資銀行/富士通/パナソニック）が、株を手放したとは言え、業績推移から見ると
- ソシオネクストは潰れない
でしょう。
また将来性を心配する声もありますが、半導体業界は変化が激しいことでも知られています。
ソシオネクストに限らず、今後も業界再編のダイナミズムはあると思っていたほうが良いですね。
ソシオネクストの転職に向いている人は優等生タイプ
ソシオネクストの転職に向いている人は、
- 変化の激しい半導体業界で、キャリア形成したい人
- 「パナソニック」「富士通」慣習を理解し、安定的に働きたい人
- ワークライフバランスを大事にして働きたい人
ではないでしょうか。
ソシオネクストは潰れる？ まとめ
「ソシオネクスト潰れる」というネットの声は、大株主3社による株式売却からきたものです。
高い年収ランクを背景に、上場企業・ソシオネクストへの転職人気は高そうです。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
| 特徴 | 転職サービス |  年収600万円～ 求人数 |
| エージェント | リクルートエージェント |
オススメ！ 30万件以上 |
| エージェント | doda | 16万件以上 |
| スカウト | リクルートダイレクトスカウト |
14万件以上 |
| スカウト | ビズリーチ |
非公開 |
| スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
| エージェント | JACリクルートメント |
4,000件以上 |
| エージェント | ヒューレックス |
1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
| 特徴 | 転職サービス |
| 『上場企業』特化 | One&Company |
| 『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
| 『メーカー』専門 | タイズ |
| 『金融業界』特化 | |
| 『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
| 『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
| 『管理部門』特化 | MS-Japan |
| 『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
| 『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
| 『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
| 『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
| 『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
| 『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
| 『建設』専門 | RSG建設転職 |
| 『東海3県の求人』特化 | R4CAREER |
| 『東北の求人』に強い | ヒューレックス |
| 『外資・グローバル企業』特化 | ロバート・ウォルターズ |
転職者の口コミを見る
| 国内最大級の口コミ集結！同世代が語る企業評判をチェック | 転職会議 |
人気の記事
私の7回の転職体験談
20代は3回、30代は2回、40代では「メーカー⇒証券⇒不動産投資」2回の転職を経験しました。転職活動を通じた知見や、実データをありのままお伝えします。
>>>【最新】40代男性ミドル向け転職年収600万/800万求人数ランキング＋業界特化17社
