・40代転職の応募社数は100社越え(体験談)
・書類選考通過率を上げる5つのチェックリスト
私は40代で2回転職(42歳・45歳)をしています。
条件に合う企業と”マッチング”するために、100を超える企業に応募しましたよ。
40代転職における書類選考の通過率を振り返ってみることにしました。
ここでは、私の実体験を踏まえ、
- 40代転職の書類通過のリアルデータ
を紹介します。
この記事を最後まで読むことで、書類通過率を上げる方法が、具体的にわかりますよ。
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実態と違った!40代転職の書類選考通過率データ
40代転職者の書類通過率がわかるデータを紹介します。
下表はマイナビ調査による、年齢別の平均応募社数の調査です。
調査データは少し古いものですが、
- 40代前半の平均応募社数「10.1社」
- 40代後半の平均応募社数「12.1社」
とありました。
ただしこのデータは、『マイナビ転職』サービス内での応募社数の平均です。
多くの方は複数の転職サイトを併用して活動しているため、応募社数の実態を反映していないと思われます。
続いて、書類選考通過率データです。
調査データでは、一次面接に繋がる、
- 書類選考の通過率「30~50%」
このデータは、転職者が年代別に区切られていません。
ですので、40代転職の実態を表していないようです。
そこで私の実体験を、数値データに表してみましたので紹介します。
参考にしていただければ、嬉しく思います。
【私の体験談】40代転職の書類選考通過率は14.4%!
私の40代転職(1回目/2回目)の書類選考通過率は、14.4%でした。
40代の1回目の転職は、42歳の時にメーカーからインターネット証券会社への転職。
2回目の転職は、45歳の時に不動産投資会社への転職。
それぞれ転職エージェント5社を利用した、『書類選考通過率』を振り返り、データ化しました。
【42歳体験談】40代転職の書類選考通過率は18%
私の40代1回目(42歳)の転職時の書類選考通過率は、『18.1%』でした。
グラフに表したのが、下図です。
選考過程順に並べると、
- 応募社数 116社 ⇒ 一次面接 21社(書類選考通過率 18.1%)
- 一次面接 21社 ⇒ 二次面接 5社(通過率 23%)
- 二次面接 5社 ⇒ 内定 3社(通過率60%)
応募社数は116社、内定は3社からいただいています。
最終的に、インターネット証券会社に異業種・同職種の転職を決心し、残りの選考を辞退しました。
【45歳体験談】40代転職の書類選考通過率は10%
私の40代2回目(45歳)の転職時の書類選考通過率は、『10.6%』でした。
- 応募社数 113社 ⇒ 一次面接 12社(書類選考通過率 10.6%)
- 一次面接 12社 ⇒ 二次面接 3社(通過率 25%)
- 二次面接 3社 ⇒ 内定 2社(通過率66%)
応募社数は113社、内定は2社からいただきました。
不動産投資会社の内定を得たことで、残りの選考は辞退しています。
ミドル年齢と書類選考通過率に相関性はある?!
42歳と45歳の転職を比較したところ、書類選考通過率は落ちました。
【書類選考通過率】
- 42歳の時 18.1%
- 45歳の時 10.6%
この理由が
- 年齢のせい
- 業界のせい
- 転職市況のせい
なのか、憶測でしか判りません。
しかし採用面接官とは、まだ会っていない状況、書類上の選考となりますので、
書類選考通過率の低下は、年齢によるものと考えるべきなのでしょうね。
【体験談】40代転職の応募社数は100社越え
さて40代の2回の転職では、それぞれ100社を超える企業に応募をしました。
この数は膨大と感じるかもしれません。
私の場合は、2回とも転職活動は6か月に及んでいます。
ですので、「1週間に4社程度」の応募を積み重ねた結果となりますね。
また、転職サイトや転職エージェント(5社)を利用しました。
応募の手間としては、
- 数クリック
- 1本のメール
で済むものばかり。
履歴書を郵送することは、一度もありませんでした。
転職活動を始めてからは、
エージェントのコンサルタントと一緒に、転職理由のひな型を作りましたので、ほとんどコピペ状態です。
求人への応募を、面倒に感じることはありませんでしたね。
1社1社に、気力と時間を使っていたら、
メンタルがやられる企業応募数だったと感じますね。
応募社数が100社を超える理由は《出会えない》から仕方ない
応募社数が100社を超える理由は、相手先会社との『ミスマッチ』にあります。
- 採用企業の求めるスキル
- 私のスキルと転職の条件
が合わない、がミスマッチの理由ですね。
しかしこれについては、応募段階でミスマッチが起きてしまうのは仕方ないと感じます。
採用企業については、
- 求人票を見るまで、知らなかった
会社がほとんどだからです。
ですから、ある程度 広く応募してみないと、
- 私に合っているのか、求人票だけでは判らない
が、実体験から言えることですね。
あくまでも私の経験からではありますが、
半年間かけて100社ぐらいにアプローチをして行かないと、
希望条件に合った仕事(会社)を探すことができないのかな、と思っていますよ。
《今すぐできる》40代転職の書類選考通過率を上げる5つのこと
さて、私が40代の2回の転職活動を通じた経験から、
《今すぐできる》書類選考通過率を上げる5つのポイントを紹介します。
【40代転職の書類選考率を上げる方法】
- 40代を想定した求人に応募する
- 『スキル』と『条件』を絞る
- 履歴書の写真は若々しく
- ストーリーのある職務経歴書を作る
- 特化型の転職エージェントを使う
順番に紹介します。
1:40代を想定した求人に応募する
1つ目の40代転職の書類選考通過率を上げるポイントは、『40代想定求人』への応募です。
求人票に年齢制限の記載はありませんが、募集要項に
- マネージャー
- 事業企画
このような職種は、40代ミドルからの応募を見込んでいます。
また、『想定年収600万円以上の求人』は、企業側もキャリアを積んだ人材に応募して欲しいと考えています。
これらの40代を想定した求人に応募すると、書類通過の可能性は上がりますよ。
2:『スキル』と『条件』を絞る
2つ目の40代転職の書類選考通過率を上げるポイントは、アピールするスキルを2~3つに絞るです。
- 何でもできます
- 何でもやります
は、あまり好い印象を与えません。
企業側は、ソコソコできる平均的な人物に対して、高い評価をしていません。
平均的な人物を採用するのであれば、若手社員を、自社内で育てることを優先するでしょうし、
あえて40代の人物を採用する理由にはなりません。
ですので、あなたのアピールするスキルを絞り、
候補者間同士との比較で、存在を際立たせることが必要になりますね。
3:履歴書の写真は若々しく
3つ目の書類選考通過率を上げるポイントは、ズバリ、見た目の第一印象です。
40代ともなると若い頃と比べて、見た目が変わってしまうのは仕方ありませんよね。
男性であれば、中年太りや頭髪が薄くなることもあります。
履歴書の写真に関しては、特別な加工は必要ありませんが、できる限り、
- 清潔で自信のある『若々しい表情』
で写真に写りましょう。
採用企業は、あなたの内面のことはわかりません。
外見写真の、第一印象に頼るしかありません。
写真の印象が悪いせいで、書類選考に通過しないのはもったいないですよ。
4:ストーリーのある職務経歴書を作る
4つ目の書類選考通過率を上げるポイントは、職務経歴書に「ストーリー」を持たせるです。
私は職務経歴書を、時系列で書いていません。
強みや個性を、ひとつのテーマに集約し、一貫性があることを意識しています。
具体的な数値、実例エピソードを盛り込み、ストーリーを読むような感覚のレジュメを作りました。
ストーリーは、採用官の印象に残ります。
レジュメを覚えてもらうことで、書類選考も通過していきますね。
5:特化型の転職エージェントを使う
5つ目の書類選考通過率を上げるポイントは、(万人向けではないのかもしれませんが)、
特化型の転職エージェントも利用してみましょう。
なぜなら、採用企業側のニーズが、
以前のような《ふわっ》としたものではなく、
- より細かいリクエスト
- より具体的
になってきているからです。
また経験を積んだミドル転職者にしてみれば、
総合型の転職エージェントのコンサルタントに、少し物足りなさを感じたことはないでしょうか?
ですので、
求人を網羅するために、総合型の転職エージェントを利用するのは、もちろんなのですが、
あなたの希望する、
- 業界
- 職種
- 企業規模
- 年収
に符合する、特化型の転職エージェントとの併用を検討すると良いですね。
【体験談】40代転職の書類選考通過率は14.4%!応募社数は100社越え まとめ
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
特徴 | 転職サービス |
『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
『メーカー』専門 | タイズ |
『金融業界』特化 | フィンクルート |
『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
『建設』専門 | RSG建設転職 |
『東海3県の求人』特化 | R4CAREER |
『東北の求人』に強い | ヒューレックス |
『外資・グローバル企業』特化 | ロバート・ウォルターズ |
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