ベンチャー転職がよかった!40代のメリット4つが揃う会社の傾向

ベンチャー企業への転職は、大企業に勤める中堅ミドルからすれば「不安」が先立ちます。

 

しかし、転職の目的が明確な場合、『ベンチャーに転職してよかった』とメリットを感じることもできますよ。

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私の場合「右肩下がり、ジリ貧の業界から抜け出す」「年収を上げる」が転職の目的でした

ここでは私の40代で大企業からベンチャーに転職した経験から、ベンチャー転職が良かったと思う『4つのメリットとデメリット』をそれぞれ紹介します。

この記事を最後まで読むと、ベンチャー企業で働くときの、あなたの許容度がわかるようになります。

また、ベンチャー企業に転職する心構えに関しては、『ベンチャー転職の覚悟9項目!40代がミスマッチを回避するコツまとめ』の記事にまとめさせていただきました。

あわせて、こちらの記事もお読みいただければ嬉しく思います。

まずは、ベンチャー企業に転職して良かった経験から紹介しますので、是非読んでみてくださいね。

 

※本ページはプロモーションが含まれています

 

ベンチャー転職がよかった!40代のメリット体験談

 

 

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私は30代の頃、大手製造業メーカーで働いていました

 

会社の業績は安定していたものの、何年も売上利益は上がらず、給料も変わらず、「ジリ貧の業界」で働いていました。

しかし40代となり、将来の収入アップのためには、この業界にいては無理だと考え、IT金融のベンチャー企業に転職しました。

(私の転職履歴に関しては、こちらのプロフィールをご覧ください)

 

次からは、私が経験した、ベンチャー転職のメリットについて紹介します。

 

 

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40代ベンチャー転職:成長産業に転職できてよかった

 

私の転職の目的『成長産業への転職』は、ベンチャー転職だったから、叶えることができました。

IT金融業界にも大手企業は存在し、中途採用は行われています。

 

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しかし、大手企業が求めているのは『業界経験者』が100%です

 

私の場合は、『40代×異業種×未経験』の転職です。

もし「業界の大手企業にしか興味がない」と考えていたら、IT金融業界への転職はできなかったと思います。

ベンチャー企業への転職だったからこそ、『40代×異業種×未経験』のハンディキャップを克服し、将来性のある業界で働くことができたのですね。

 

40代ベンチャー転職:20年の社会人経験を活かせてよかった

 

私が転職した金融ベンチャー企業は、20代から30代前半のエンジニア職を中心としている会社でした。

彼らはアプリやシステムの開発には優れていましたが、それらを広く社会に浸透させる意識は薄かったようです。

 

私はここで、20年にわたる大企業での経験から

・顧客側の視点
・競合他社との差別化

の知見を活かし、若手エンジニアと年齢差を感じることなく一緒に働くことができました。

 

前職の製造業では、「あたりまえ」なことでも、業界や世代が違えば、新鮮に受け止められることもあります。

この経験は私にとって、仕事のやりがいにもつながりましたね。

 

40代ベンチャー転職:無駄な気遣いをしなくてよかった

 

次に感じたメリットは、無駄な気遣いは不要ということです。

大企業に勤めていた頃の私は、物事を決める時、その『手順』に気を使っていました。

 

例えば、物事を決めるためには会議を開催します。

そのためには、以下のような事前準備が必要でした。

出席メンバーの都合調整

アジェンダや会議資料の作成と配布

 

そして、当日会議が始まっても、速やかに結論を導くことは避け、以下のように振舞っていました。

・事前に配布した会議資料の内容に沿って、経緯を説明

・出席者の反応を見ながら、断定的な表現は避ける


・「○○のせい」「○○に責任がある」など原因の特定はしない


・1回目の会議では、上位者の意向をヒアリングするに留めておき、結論は出さない

結果的として、最終的な意思決定に1か月以上かかることも珍しくなく、そしてその結論も”ぼんやり”したものでした。

 

しかし、ベンチャー企業では、このような配慮は不要であり、意思決定は当日に行われることがほとんどです。

意思決定のスピードが、企業の成長を左右するのは当然である、と感じましたね。

 

 

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40代ベンチャー転職:協力し支え合う組織でよかった

 

私が転職したベンチャー企業は、総勢20~30人の組織でした。

社長を除くと、個々に役職はあるものの、組織全体は「フラット」な形態です。

 

そこで働くメンバー達は、高いプロ意識を持っており、会社の目標を達成するためには、協力し支え合うことを知っていました。

 

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一部の大企業に見られる、”足の引っ張り合い”や”嫉妬”はまったくありません

 

困ったことや、わからないことがある場合、「お互い様」という考えのもと、個人を尊重し、協力し合う関係があったと感じますね。

 

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居心地の良い人間関係で、とても働きやすかったです

 

 

 

40代のベンチャー転職が良いと感じる会社の4つの傾向

 

それでは、私の経験から40代のベンチャー転職が良いと感じる、会社の傾向を4つまとめます。

 

1:成長産業にある
2:設立間もなく若手が多い
3:少人数”フラット”である
4:プロ意識が高い

 

1:成長産業にある会社

 

成長産業に位置するベンチャー企業への転職は、40代で異業種かつ未経験であっても、衰退する業界から抜け出すチャンスです。

5年以上の視点で考えると、将来性のある業界の中で、更に安定感のある企業への再転職も可能になります。

 

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私の場合は、IT金融会社(ベンチャー)⇒不動産投資会社(中堅)に再転職しました

 

成長している業界は、『人手不足の業界』でもあるので、業界内で経験を積んでおくと転職しやすいのですね。

2:設立間もなく若手が多い会社

 

二つ目のベンチャー転職が良いと感じる会社の傾向は、設立されて間もない、若手社員が多い企業です。

私の経験からすると、40代の社会経験豊富な人材は社内で希少であり、頼られる存在となることを目指しましょう。

業務に直接関係しないように思われることでも、組織の運営や社外交渉など、社会人経験の豊富さが有利に働くことが多いと感じますね。

 

3:少人数”フラット”である会社

 

三つ目の会社の傾向は、少人数かつフラットな組織形態の会社です。

上述したとおり、意思決定に無駄な忖度は必要ありません。

スピード重視の姿勢は、人間関係においてもストレスを感じることなく業務に集中することができますよ。

 

 

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4:プロ意識が高い集団

 

四つ目のベンチャー転職が良いと感じる会社の傾向は、プロ意識が高い集団の会社です。

 

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プロ意識の高い人は、会社全体のレベルを引き上げることで、成果が近づくことを知っていますね

 

ただし、”プロフェッショナル”な人に対して

何度も同じ質問をする
自分が得た知識を独り占めにして、共有しない

NG行為です。

 

ギブ&テイクの気持ちがあれば、誰からも尊重されるということですね。

 

ベンチャー転職でよくなかった体験談

 

ここまで、私のベンチャー転職での良い体験談をお話ししてきました。

しかし、中には「良くなかった」「不満」を感じたこともあります。

 

これらの点は私の転職目的においては優先順位が低かったため、気にしませんでした。

ブログ読者の中には、私と優先するものが異なる方もいらっしゃると思います。

ですので、以下に「不満を感じた体験談を4つ」まとめます。

 

1:長時間労働
2:人の入れ替わり
3:福利厚生
4:ボーナスと退職金

 

1:長時間労働の傾向

 

ひとつめの不満は、労働時間です。

私のベンチャー転職は、金融業界であったため、海外の証券市場に合わせての勤務もありました。

そのため、一般的な日本企業のような、お盆と年末年始に長期休暇を取ることはできませんでした。

 

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年末年始は「三が日」、お盆は、週末だけの休みでしたね

 

また、海外との時差もあることから、早朝や深夜に交代勤務することもありました。

大手メーカーで働いていた頃と比べて、私のプライベート時間が犠牲になったのは確かですね。

 

2:人の入れ替わりが激しい

 

ふたつめの不満は、人が定着しない傾向があったことです。

プロ意識の高い集団は、私にとって働きやすい環境である一方で、「流動性が高い人の集団」とも言えました。

会社や仕事を通じて、求めるものが無くなったら、数年で転職していく人たちです。

 

また、プロフェッショナルであったとしても、一つの業務に専念したい職人気質の人には向かないとも感じました。

経営トップの方針変更により、重要タスクとされていたことが短期間で変わることもしばしばあります。

ですのである程度は、柔軟に変化に対応できる人でないと働きづらいとなるでしょうね。

 

 

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3:福利厚生が充実していない

 

三つ目めの不満は、大企業と比較して、福利厚生が整備されていなかったことです。

例えば、住宅補助や社員向けの保養所は提供されていませんでした。

 

 

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大企業では当たり前のように行われていた手厚い人間ドッグも、”健康診断程度”のものにとどまっていました

 

 

これらは、会社の補助がなくても生活には支障がないものですが、大手企業で働いた経験があるとつい比較してしまいます。

ですから、「劣っていると感じる」ことを予測しておくと良いでしょうね。

 

4:ボーナスと退職金制度

四つ目の不満は、ボーナスと退職金に関してです。

私のベンチャー転職では、前職の大手企業と比較して年収はアップしましたが、ボーナスや退職金はありませんでした。

ベンチャー企業の業績が好調でも、「ボーナス3ヶ月分」といった考え方や制度は存在せず、入社時に決められた年収が、12か月で均等に支給される給与体系でした。

また、退職金制度もなかったため、前職と比較して年収が増えたとしても、退職金の代わりに支給されるという自己認識が必要だと感じましたね。

 

 

ベンチャー転職がよかった!40代のメリット4つが揃う会社の傾向 まとめ

 

私の転職目的は、『ジリ貧の業界から抜け出す』『年収を上げる』ことでした。

 

 

転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。

 

masa
私は40代の2回の転職活動では、5社のエージェントを利用しました。

 

 
転職エージェントは『総合型』『特化型』に分かれますよ。

 

下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。

 

ミドル向け『総合型』転職サービス

特徴 転職サービス  年収600万円~ 求人数
エージェント リクルートエージェント オススメ!
30万件
以上
エージェント doda 16万件以上
スカウト リクルートダイレクトスカウト 14万件以上
スカウト ビズリーチ 非公開
スカウト マイナビスカウティング
4万件以上
エージェント JACリクルートメント 4,000件以上
エージェント ヒューレックス 1,000件以上

 

ミドル向け『特化型』転職サービス

特徴 転職サービス
上場企業特化 One&Company
大手IT/DX特化 シンシアード
メーカー専門 タイズ
金融業界特化 フィンクルート
クリエイター/マーケター特化 BeCreator
エンジニア特化 クラウドリンク
管理部門特化 MS-Japan
経理財務特化 BEET-AGENT
法務コンプライアンス専門 BEET-AGENT
法務特化 弁護士ドットコムキャリア
不動産/設備/建設特化 プライムキャリア
不動産/建設特化 施工管理求人.com
建築/土木施工管理/設備/電気施工管理特化 セコカンNEXT
建設専門 RSG建設転職
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