きんでんはやばくてきつい？平均勤続年数20年や部長課長の年収と中途採用比率も

転職企業研究

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きんでんは、サブコンの中で電気設備工事を行うトップ企業です。

優良企業ではありますが、「きんでんやばい」という声もあります。

ここでは、きんでんへの転職を考えたときに気になる、部長や課長の年収と離職率や中途入社の難易度について紹介します。

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1 きんでんの会社概要
2 きんでんの業績
3 きんでんの採用計画
4 【きんでんはやばくてきつい？】中途採用の転職難易度は高い
5 【きんでんはやばくてきつい？】キャリア採用比率
6 【きんでんはやばくてきつい？】キャリア採用の条件
7 【きんでんはやばくてきつい？】平均年収は850万越え
8 【きんでんはやばくてきつい？】電設サブコン年収比較
9 【きんでんはやばくてきつい？】部長と課長の年収
10 【きんでんはやばくてきつい？】平均勤続年数は20年！
11 【きんでんはやばくてきつい？】残業は激務？
12 【きんでんはやばくてきつい？】退職の理由
13 きんでんはやばくてきついは本当？
14 きんでんの転職に向いている人
15 きんでんはやばくてきつい？平均勤続年数20年や部長課長の年収と中途採用比率もまとめ
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きんでんの会社概要

きんでん本社
（出典：グーグルMAP）

本社　大阪市北区本庄東2-3-41
売上　6,545億1,600万円
経常利益　459億8,200万円

出典：Yahooファイナンス　2024年3月期実績

きんでんの業績

きんでんは過去10年の間に、売上1,000億円以上を拡大しています。

連結の経常利益は、ほぼ横ばいの400億円程度で推移しているようです。

出典：きんでん業績の推移

売上・利益ともに堅調ですので、「きんでんがやばい」のは業績面ではありませんね。

きんでんの採用計画

きんでんは2026年度までの中期経営計画の中で人事戦略に関して、次のようにうたっています。

当社は人が財産
”人財を中心とした事業基盤の整備・強化”＝『成長投資』を積極的に行っていく

とありました。

電設業界は、「男性中心」「工事現場では人手不足」の印象が強くあります。

それでは、きんでんの中途採用状況を確認してみましょう。

【きんでんはやばくてきつい？】中途採用の転職難易度は高い

きんでんの中途採用は、ホームページ上で募集しています。

出典：きんでん中途採用ページ

ホームページでは、電気電子系、機械系、建築系の人材募集がありました。

いずれも技術者採用であり、法務や人事、経営企画などの管理部門の求人を見つけることはできませんでした。

【きんでんはやばくてきつい？】キャリア採用比率

きんでんの中途入社比率は、12.9％となっています。※2024年3月時点

これを年別に見ていくと、

2020年度　5.6％
↓
2021年度　9.9％
↓
2022年度　10.8％
↓
2023年度　12.9％

中途採用比率は、徐々に増えているようにも見ますが、それでも直近で10％程度です。

きんでんへの新卒採用人数は、毎年150～200名です。

この人数をもとに考えると、中途採用者数は、15名程度/年となりそうです。

中途入社者は、厳選採用していると考えられ、転職の難易度は「高い」と言えますね。

【きんでんはやばくてきつい？】キャリア採用の条件

さてこの記事を書いた日には、きんでんのミドル向け求人を、転職エージェントの公開求人で見つけることはできませんでした。

しかし過去には、転職エージェントの非公開求人を通じ、広報IRや管理部門の募集があり、年収ランクは1,000万円とありました。

技術者以外のキャリア採用に関しては、転職エージェント経由で入社される方が多いのでしょう。

下の公式サイトから会員登録（※無料です）することで、くわしい求人情報がわかりますよ。

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【きんでんはやばくてきつい？】平均年収は850万越え

さて、きんでんの平均年収は、

有価証券報告書によると、

848万円

とありました。

”きんでんは給料が良い”と言われていましたので、実際その通りですね。

それでは、同業他社のサブコン電気設備企業同士でも比べてみましょう。

【きんでんはやばくてきつい？】電設サブコン年収比較

サブコン電気設備企業の平均年収は次のとおりです。

きんでん　848万円
関電工　834万円
九電工　700万円
明電舎　735万円
ユアテック　705万円
トーエネック　707万円

出典：ヤフーファイナンス

サブコン電設系の平均年収は、700万円台となるようですので、きんでんの平均年収は、頭一つ抜けた感がありますね。

電気設備会社に転職するのであれば、きんでんを希望する人が多いと納得できる結果でした。

【きんでんはやばくてきつい？】部長と課長の年収

きんでんの社員口コミによる年代別年収は次の通りです。

25～29歳　530万円～
30～34歳　640万円～

出典：enライトハウス

35歳以上のミドル年代の年収の詳しい情報はありませんでした。

しかし、きんでんの平均年収が850万円であることを考えると、40代半ば以降で年収は大きく上がるのでしょうね。

給与体系は、年功序列の側面がありそうです。

また役職年収に関しては、課長職から年収1,000万円以上、部長年収は1,200～1,400万円という情報がありました。

いずれにしても、課長以上は実力主義となるため、昇格はかなり難しいようです。

【きんでんはやばくてきつい？】平均勤続年数は20年！

では、きんでんの離職率も確認してみましょう。

有価証券報告書には、平均勤続年数19.9年とあります。

しかし離職率の具体的なデータを、見つけることはできませんでした。

かつては、若年層を中心に退職者が多い指摘もありましたが、現在は働き方も改善中ともあり、安定して長く働き続けることができる会社となっているようです。

【きんでんはやばくてきつい？】残業は激務？

社員口コミによる残業時間を、サブコン電設各社と比較したところ、次のような結果がありました。

きんでん　54時間/月
関電工　55時間/月
九電工　65時間
明電舎　34時間
ユアテック　50時間
トーエネック　46時間

工事現場がある分、総じて残業時間は長めです。

それでも、九電工（65時間）と明電舎（34時間）では、倍近い残業時間の差が見られます。

リモートワークやフレックス時短勤務の使い方に、違いがあるのかもしれません。

きんでんとしては、業界の標準内とも見えますので、残業時間で見る限り特筆して激務にはならないようですね。

【きんでんはやばくてきつい？】退職の理由

きんでんの退職理由は、次のとおりです。

土曜出勤は免れない、代休も取れない
ワークライフバランスは、無いと思ったほうが良い
土曜出勤しないと、給料が低くなる

退職理由には、土曜日の出勤が耐えられないがあるようです。

平日の残業は我慢できても、土曜日まで働くことに抵抗があるようですね。

会社としては、その勤務分も含めて、年収に反映しているということなのでしょう。

土曜日出勤に関しては、年代差や家庭事情によっても考え方が違うのかもしれません。

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きんでんはやばくてきついは本当？

きんでんは、”電気設備企業”特有の勤務条件です。

ですので、工事現場で働くことによる残業や土曜出勤について「やばい」「きつい」と感じる人も、一定割合あるでしょう。

ワークライフバランスを重視する人には不向きと思われますが、その分同業のサブコンよりも給与体系は恵まれています。

平均勤続年数は20年を超えていますので、働き方に慣れてしまえば、社員満足度は高いのかもしれませんね。

きんでんの転職に向いている人

きんでんの転職に向いている人は、

ワークライフバランスよりも、残業や休日出勤をして年収を高くしたい人
技術資格を取得したい人
現場業務が好きな人
年功序列を理解のうえ、安定的に長く働きたい人

となるでしょう。