・休職者の採用面接(体験談)
・休職から面接質問への答え方
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
休職中の転職活動は、不安も大きいですよね
私も採用面接で、お会いしたことがあります
ここでは、休職中の転職活動の進め方を、私の経験をもとに紹介します。
この記事を最後まで読むと、安心して働ける職場の探し方と面接の受け答え方もわかりますよ。
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転職エージェントに休職を伝えるのは自分を守るため
転職エージェントに休職中であることを伝えることは、自分を守るために必要な行為です。
休職中であることを隠し、内定獲得ができたとしても、
- 前職の源泉徴収票
- 住民税の納付額
など、高い確率で企業側にバレます。
そうなると「不誠実」「信用できない人」として、評価は下がりますし、
嘘をついていたことが後になってわかると、懲罰対象にもなりかねません。
そのときに後悔しても、遅いのです。
転職活動の段階で、エージェントにも伝えておき、
「味方」を作っておくのが得だと感じますね。
転職エージェントに休職を伝える理由
下図に、転職エージェントに休職を伝える or 伝えないときの
- メリット
- デメリット
をまとめました。
■転職エージェントに休職を伝えるメリット or デメリット
伝える | 伝えない | |
メリット | 休職理由に配慮した企業を選んでくれる | 内定獲得が早い |
デメリット | 転職活動が長引く | 入社後、休職を隠していたことがバレる不安 |
転職エージェントとの基本的な付き合い方は、信頼関係をつくることです。
あなたの代わりに、候補先企業を探しているのですから、隠し事をしていては、希望条件にあう企業とのマッチングは難しくなりますね。
休職を伝えない内定獲得はストレスが大きい
休職中であることを伝えずに、内定獲得した場合、入社後のストレスは大きくなります。
転職エージェントのコンサルタントの中には、少数ですが、
- 採用されたいのであれば、休職中のことは隠しておいた方が良い
とアドバイスをする人も、いるようです。
しかしこれは、採用されることで、コンサルタントの手数料売上を優先した発言です。
転職入社後のバレるリスクや、不安な気持ちになることを考慮していない、無責任な言葉だと感じますね。
休職の事実を隠し続けるために、
- 源泉徴収票を提出せず、自分で確定申告をする
などの 小細工を考えることはできます。
しかしそれでうまく誤魔化せたとして、それまでの不安な気持ちは、大丈夫なのでしょうか?
そもそも休職される多く方は、繊細なメンタルの持ち主です。
せっかく転職入社できても、心身にとって悪影響なのでは?
休職を隠したままの内定獲得は、リスクが大きいです。
そもそも繊細な人には、それに適した転職活動の方法があると思いますよ。
休職者の採用面接【体験談】
ここで私が面接官の立場で、休職理由は隠さずに伝えるべき、と感じた話をします。
候補者は休職中であることを、転職エージェントから事前に説明を受けていました。
まずこの時点で、候補者は自分に不利になることでも、嘘はつかない「誠実な人」の印象を持ちましたよ。
第一印象に、マイナスポイントはありません。
とは言いつつも「休職」の懸念点は残ります。
- これからは大丈夫とは言うものの、入社後に再発するのでは?
- 余計な配慮が必要なのでは?
本音として「少し面倒」と感じたのは事実です。
しかしながら、ここ数年のうちに、事業部内のメンバーでも、
- 「メンタル不調で産業医にかかっている部下」
- 「休職して静養中の部下」
が増えていることは、私が身をもって体感しています。
採用側も、慣れているのです。
この候補者の採用可否の結果は、休職とは関係ない、スキルの不一致で見送りさせていただきました。
ですので休職中であることを、心配しすぎることは無い と感じますよ。
それよりも、
嘘をつかれたり、隠されたりすることの方が嫌です。
なぜならば、嘘をつくタイプの人は、
仕事でも、
- 嘘をつく
- 隠してごまかす
からです。
内定獲得のために、意図的に休職を隠すタイプの人には、絶対入社して欲しくないと感じましたね。
ましてや、数十人以上面接をこなしている採用官は、隠し事をしている人を見抜けます。
候補者の表情や仕草に、違和感を感じるからですね。
「休職」は隠しておけば、なんとかなる、と高をくくっていても、
内定獲得できるとは限りませんよ。
回答例|休職からの転職面接
さて休職中であることを、転職面接で伝える時は、説得力のある説明が必要です。
次に想定問答を、ご紹介しますので、参考にしてくださいね。
質問:休職している理由を教えてください。
回答例:
現職では、慢性的な人手不足から、毎日4時間の残業と休日出勤が発生していました。
その結果、心身の不調を感じ、産業医の診断に基づき休職することとなりました。
休職後に復職しましたが、職場の労働環境は改善されず、医者の勧めもあり転職を決意しました。
休職の主な理由は、業務量が多くても業務の分担ができず、自ら抱え込むしかない状況であったことです。
これからは、協力関係を築ける職場で働くことで、再び休職することはないと考えています。
この例文を活用して、キャリアコンサルタントとともに、ブラッシュアップしてくださいね。
休職中の転職には求人数の多いエージェントがおすすめ
休職中であることを、エージェントに伝えるのは、
そうでない場合と比べて、転職活動期間は長くなるかもしれません。
メンタルヘルスに理解のある企業を、選ぶ必要があるからですね。
そうなると、選択肢の多さが「肝」です。
リクルートエージェントは、求人件数が最も多い転職エージェントですので、おすすめですよ。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
特徴 | 転職サービス |
『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
『メーカー』専門 | タイズ |
『金融業界』特化 | フィンクルート |
『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
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