会社を辞めたいけど代わりがいない職場を円満退社する6つのステップ

・代わりの人がいない職場でも退職はできる!
・会社を辞める切り札は内定獲得(体験談)
・人がいない職場を円満退社する6つのステップ

 

代わりの人がいないから、辞めると迷惑がかかる 気が重い

 

私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。

 

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二人職場で、業務シェアしている時もありましたね。

しかし段取りさえ踏めば、円満退社できましたよ。

 

ここでは代わりの人がいないから会社を辞められないと困っている人のために、円満退社する方法を、私の経験をもとに紹介していきます。

この記事のステップに沿っていくと、後ろめたい気分を感じることなく退職できますよ。

 

※本ページはプロモーションが含まれています

 

人の代わりがいない職場でも辞められます

 

人が少ない職場でも、きちんと段取りを踏めば、円満退社はできます。

『代わりの人がいないから辞められない』と普段から言っている人に対しては、会社は辞めることはないと考え、代わりの人を用意しないのです。

 

  • 辞めるとみんなに迷惑がかかる
  • もし辞めるとしても、円満に辞めたい

 

これらは、いつまでたっても辞めない人の言葉です。

 

この記事は、本気で辞める決断をした人に読んで欲しい と思い書きました。

少し長くなりますが、最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

 

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【結論|体験談】会社を辞める切り札は内定獲得!

会社を辞める切り札は、「内定獲得」を伝えることです。

これは大企業でも、人手が少ない会社でも同じですね。

 

「内定獲得」に続き『会社を辞めます』と、決定事項を、はっきり伝えましょう。

上司は『辞めます』に対して、”ダメです”とは言えません。

 

くれぐれも『会社を辞めたいです』とは、言わないでください。

『辞めたいです』に対して、”ダメです。認めません”と  言い返す隙を与えてしまいますからね。

 

【退職体験談】40代ミドルでも内定獲得で会社を辞めた

 

私は45歳の時に、30人規模の会社を退職しました。

当時会社ではマーケティング責任者をしていましたので、辞めるにあたり仲間を裏切るようで、申し訳なく感じていました。

しかし転職する目的は、「年収を上げること」でしたので、引き留められても無理な話です。

 

内定獲得した12月初旬、

直属の上司に、『業務について相談をしたいので30分ほど、お時間をいただけませんか』と切り出し、ミーティングルームで会話しました。

 

会話の出だしは、

 

「実は2月1日から勤める会社が決まりました。これまでお世話になりました。」

 

上司は驚いた様子で、”えっ何で?どういうこと?”と聞き返してきましたが、

私は転職の目的「年収を上げるために、転職を決めました。申し訳ございません。」

嘘をつかず、正直に話しましたね。

 

上司は申し訳なさそうにしていましたよ。

上司の出方を待っていると、引き留める策があったとしても年収アップの話にしかならないと悟り、そこは難しいと思ったのでしょう。

 

沈黙が続いたあと、

私の方から「これからまずは引継書類を作りはじめます。ご迷惑をお掛けしますが、退職までよろしくお願いします。」

 

時間にして15分程度の会話でした。

 

次の会社の内定・入社日が決まっていたため、引き延ばし出来ないことは明白です。

はじめに「内定獲得」を伝えると、すんなり話が通りましたね。

 

 

 

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辞めたいけど代わりがいない!円満退社する6つのステップ

 

さてここからは、代わりの人がいない職場で、円満退職をする6つのステップを詳しく紹介します。

 

  1. 転職活動は、内緒でそっと始める
  2. 内定獲得したら、段取りと礼儀を重視する
  3. 直属の上司に報告する
  4. 引継書作成と、報連相を守る
  5. 最終出社日を決める
  6. 業務引継有給消化をする

 

順番に見ていきましょう。

 

人がいない職場の円満退社ステップ1:転職活動は内緒でそっと始める

 

円満退社へのステップ1は、転職活動を内緒で始めることからスタートします。

ミドルの転職は、求人数が限られている上に、転職条件もこだわるポイントが増えます。

 

転職活動期間は長くなることを想定し、自分に合う会社にマッチングするまで続ける覚悟が必要ですね。

私の場合 40代の転職は、半年をかけて、転職先を見つけましたよ。

 

その間に転職活動していることが、会社や上司にバレると、気まずさを感じます。

万が一、会社に残る決断をしたときは、バツが悪い思いをしますから、転職活動は内緒にそっと始めるのが一番ですよ。

 

社用スマホで転職活動がバレる

転職活動がバレないように、社用パソコン&スマホを使った、転職サイトへのアクセスは絶対にやめましょう。

アクセス履歴は常に監視されていると理解し、社外で私用端末だけを使う転職活動であれば、バレることはありませんよね。

退社時間で転職活動がバレる

転職活動が進んでくると、面接を受ける機会が増えます。

現職の方に対する、採用企業側の面談開始時間は、19時スタートが一般的です。

この時間に合わせて会社を退社する際、毎日残業している人が急に早い時間に退社すると、転職の面談を怪しまれます。

 

ですので、日ごろから必要のない残業はしない。18時台に帰宅しても珍しくない人、

メリハリを利かせるタイプの人であると、周囲に認知されると、転職活動もバレないですね。

 

入社日は1カ月半以上で調整

 

内定を獲得したら転職先の会社には、『1カ月半以上』先の入社日を希望しましょう。

円満退社のためには、現職の引継ぎに時間の余裕が必要です。

 

転職先の会社には、

退職の報告をこれから行い、引継作業を始めますので、入社するまで1カ月半は必要

とお伝えしましょう。

 

転職先は待ってくれると思いますよ。

 

私が45歳(課長の転職)した時の、退社までのカウントダウンは、時系列にして『管理職が転職するのは裏切り?突然退職は無責任!何カ月前が正解?』の記事にまとめさせていただきました。

こちらの記事も、参考になればうれしく思います。

 

人がいない職場の円満退社ステップ2:内定獲得したら段取りと礼儀を重視する

 

円満退社へのステップ2でやるべきことは、内定獲得をした翌日に、直属の上司に対する退職報告の準備です。

ミドルの場合、直属の上司が多忙な部長ということがあります。

 

私の場合は部長が会議続きのため、数日会話する時間が取れませんでした。

「業務打合せ」名目で、二日後の時間を30分もらい、落ち着いて会話できるように個室ミーティングルームを押さえました。

 

 

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退職は秘密にするのが礼儀

 

退職報告を直属の上司に行うまでは、辞めることを、社内の誰にも言わないのが礼儀です。

内定獲得が嬉しいあまり、同僚に漏らしてしまっては、組織の責任者である上司の面目が潰れます。

円満退社のためには、我慢しておきましょうね。

 

人がいない職場の円満退社ステップ3:直属の上司に報告する

 

円満退社へのステップ3でやるべきことは、直属の上司への退職報告です。

報告内容としては、次のとおりです。

 

上司に伝える内容

実は○月から勤める会社が決まりました。これまでお世話になりました。

※退職に至った理由(正直に言うのがベターだが、角が立つことは言わない)

業務に支障が出ないように、これから引継書類を作りはじめます。

ご迷惑をお掛けしますが、退職までよろしくお願いします。

ところで部署のメンバーには、どのように伝えるのがよろしいと考えますか?

私の方から、直接お伝えしましょうか?

 

退職までの段取りは、自分で行います。

しかし行動に移す判断は、上司に任せるスタンスを取りましょう。

お互いの役割と責任分担をはっきりさせておくと、トラブル無く会社を辞められますよ。

 

人がいない職場の円満退社ステップ4:引継書作成と報連相を守る

 

円満退社へのステップ4は、引継書類づくりです。

参考までに、私の事例を紹介しますね。

引継書の作り方

 

引継書づくりは、自分の関連業務の棚卸しから始めます。

下表は引継書の目次にあたる部分です。

 

■引継書内容一覧 ※参考例

番号 大項目 中項目 小項目(引継内容) 資料保管先 頻度 重要度 引継者
1 予算 売上 月次報告書作成(提出先○○) ××フォルダ内 月次
2 予算 経費 月次報告書作成(提出先○○) ××フォルダ内 月次
3 予算 来期計画 ○期予算計画作成 ××フォルダ内 半期
4 業務 業務委託 運用保守更新(A社) ××キャビネット内 年次
5 業務 施策 顧客拡大施策(Bプラン) ××フォルダ内 シーズン

 

必要な項目は、

  • 引継ぐ業務内容
  • 資料保管先
  • 業務の頻度や時期
  • 重要度
  • 引継者(空欄のままにしておく)

 

引継先の指定

 

引継書作成後、上司に報告をします。

報告の目的は、

  • 引継ぐ業務内容を擦り合わせる
  • 引継先を決める

 

業務内容には、引継ぎせずに、このまま終えてしまっても構わない作業もあるかもしれません。

自分の中では重要と認識していても、上司の視点では不要に映ることがあります。

それらはこの時点で、削除します。

 

そして最も大事なのが、引継先を決めることです。

業務によっては適任者がいない場合もあるでしょう。

その場合、引継先を決めるのは上司になります。

 

算段としては、引継書作成時に、退職日まで まだ1カ月以上あります。

上司へは引継書を共有したことで、『引継先は一任しますので、決めていただければ助かります』としましょう。

加えて『引継相手先が決まりましたら、速やかに実務作業を進めます』と伝えておきましょうね。

 

人がいない職場の円満退社ステップ5:最終出社日を決める

 

円満退社へのステップ5でやることは、人事担当との退職手続きです。

有給消化をカウントし、最終出社日を設定します。

 

【本音】入社日まで1カ月半以上空ける理由は有給消化

 

入社日まで『1カ月半以上』の日程を設けた理由の、本音としては、溜まっている有給を消化したいからです。

 

引継業務の時間はもちろん必要です。

しかしそれ以上に、自分をリフレッシュする時間も大事にしたいですよね。

 

 

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人がいない職場の円満退社ステップ6:業務引継と有給消化をする

 

円満退社へのステップ6でやるべきことは、最終出社日に向けて、実務の引継作業を進めることです。

最終出社日を決める頃になると、部署のメンバーにも「退職」は、知らされているでしょう。

 

また退職することが周囲に伝わると、新しい業務は無くなりますし、会議出席も必要ありません。

着々と有給消化を進められます。

 

そうなると、会社は休みがちになりますよね。

ですので出社日カレンダーをつくり、上司を含め部署のメンバーに共有しておくと良いですよ。

 

最終出社日は円満退社にする

 

最終出社日にやるべきことは、次の通りです

  • 引継業務に関する質問を受ける
  • 会社から貸与されたパソコン、スマホ、社員証等を返却する
  • お世話になった社内外の方へ挨拶をする

 

お礼にお菓子を持参すると、みんなに喜ばれますよね。

最終出社日は、気持ち良く会社を去ることができますよ。

 

【重要】転職エージェントに登録して内定獲得しよう

 

代わりの人がいない職場でも、円満退社できる理由は、退職を報告時に、内定獲得をしているからです。

本気で辞めたいのであれば、転職エージェントを利用するべきですよ。

転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。

 

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私は40代の2回の転職活動では、5社のエージェントを利用しました。

 

 
転職エージェントは『総合型』『特化型』に分かれますよ。

 

下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。

 

ミドル向け『総合型』転職サービス

特徴 転職サービス  年収600万円~ 求人数
エージェント リクルートエージェント オススメ!
30万件
以上
エージェント doda 16万件以上
スカウト リクルートダイレクトスカウト 14万件以上
スカウト ビズリーチ 非公開
スカウト マイナビスカウティング
4万件以上
エージェント JACリクルートメント 4,000件以上
エージェント ヒューレックス 1,000件以上

 

ミドル向け『特化型』転職サービス

特徴 転職サービス
上場企業特化 One&Company
大手IT/DX特化 シンシアード
メーカー専門 タイズ
金融業界特化 フィンクルート
クリエイター/マーケター特化 BeCreator
エンジニア特化 クラウドリンク
管理部門特化 MS-Japan
経理財務特化 BEET-AGENT
法務コンプライアンス専門 BEET-AGENT
法務特化 弁護士ドットコムキャリア
不動産/設備/建設特化 プライムキャリア
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