・内定承諾後の辞退メールの書き方
・内定後の給与交渉のタイミング注意点
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
転職内定をもらうと、ようやくホッとできますが、
給与提示額があまりに低いと、そうは言ってられませんね。
年収を下げてまで転職する必要があるのか、悩みどころですし、
そもそも、内定後に、
躊躇するのも疲れます
ここでは、内定後の辞退メールの書き方について、私の経験を交えながら紹介します。
この記事を最後まで読むと、内定後の給与交渉のポイントもわかりますよ。
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内定後でも給与が低い理由で辞退できる!
転職内定後(=内定通知書を受け取る)でも、給与金額に納得できないときは、辞退ができます。
内定承諾後であっても、辞退は可能ですよ。
しかし相手方企業のことも考慮して、
- できるだけ速く
- 簡潔に(結論ファースト)
- メールもしくは電話(これまでのやりとりと同じ連絡方法)
誠意を持って伝えましょう。
転職内定でも給与が低い時のメール辞退文例
次からは、転職内定後(=内定通知書を受け取る)に、給料が低いことを理由に辞退する文例を、3つ紹介します。
【給与が低い時の内定辞退メール】
- 内定承諾する前<辞退理由は伝えない>
- 内定承諾する前<辞退理由を伝える>
- 内定承諾した後
内定後の辞退メール文①内定承諾する前<辞退理由は伝えない>
内定承諾前に送る、辞退理由を記載しないメールです。
件名: 内定辞退のご連絡
株式会社△□ 人事部○○様
お世話になっております。〇〇と申します。
この度は、貴社よりいただきました内定のご連絡に対し、大変ありがたく存じます。
しかしながら誠に申し上げにくいのですが、内定を辞退させていただきたく、ご連絡申し上げました。
貴社にはご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ございませんが、何卒ご了解のほどお願い申し上げます。
貴社の今後のますますのご発展とご多幸を心よりお祈りいたします。
〇〇
当たり障りの無い、無難なビジネスメールです。
しかしこれでは、《なぜ内定辞退なのか?》、相手方企業には伝わりません。
辞退理由を尋ねるメールのやり取りが、発生するかもしれませんね。
内定後の辞退メール文②内定承諾する前<辞退理由を伝える>
内定承諾前に送る、辞退理由を記載したメールです。
件名: 内定辞退のご連絡
株式会社△□ 人事部○○様
お世話になっております。〇〇と申します。
この度は、貴社よりいただきました内定のご連絡に対し、大変ありがたく存じます。
しかしながら、給与面が私の希望に合わないため、内定を辞退させていただきたく、ご連絡申し上げました。
貴社にはご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ございませんが、何卒ご了解のほどお願い申し上げます。
貴社の今後のますますのご発展とご多幸を心よりお祈りいたします。
〇〇
内定後の辞退メール文例③内定承諾した後
次は、いちど内定承諾してしまった後に送るメールです。
相手方企業が『今さら辞退?!』となるのは、想像に難くありません。
ですから《お詫び》の内容になりますね。
件名: 内定辞退のお詫び
株式会社△□ 人事部○○様
お世話になっております。〇〇と申します。
この度は、貴社よりいただきました内定のご連絡に対し、大変ありがたく存じます。
また、内定を受け入れさせていただいたにもかかわらず、このようなご連絡を差し上げることになり、申し訳ございません。
慎重に改めて考慮させていただきました結果、誠に恐縮ではございますが、給与条件が私の希望に沿わないため、内定を辞退させていただきたく存じます。
貴社には多大なご迷惑をおかけすることになり、大変申し訳ございませんが、何卒ご了解のほどお願い申し上げます。
貴社の今後のますますのご発展とご多幸を心よりお祈りいたします。
〇〇
【体験談】内定通知書の給与が低すぎ!即効辞退!
私の30代の転職体験を紹介します。
とある輸入商社がネット通販事業を立ち上げる採用を行っており、
転職エージェント紹介のもと、面談に臨んだことがありました。
社員数、数十名規模の会社です。
採用担当者との面談が終わり、続けて社長面談。
面談終了2or3日後に、めでたく内定通知をもらいました!
が、しかし、、
「想定年収550万円」とあります。
希望年収は、当時の現職レベル年収600万円以上。
そもそも私の場合《年収を上げるための転職》です。
これはナイな、と即刻辞退。
世間では、年収ダウンの許容範囲の考え方として、《1割減までは許容範囲》とも言われているようです。
しかし年収を下げての転職は、私の場合、
- 年収の低さを理由に、また辞めてしまうのではないか
のリスクが高いと考えました。
内定通知の後すぐ、紹介元のエージェントを通じて、《内定辞退》を伝えましたよ。
年収ダウンの許容範囲の考え方については、『【ミドル】給料下がったけど転職して良かったはやめとけ!許容範囲の考え方』の記事にまとめました。
あわせてお読みいただければ嬉しいです。
面談中に希望年収を伝えていたにも関わらず、
低く見積もられた理由として、私に、
- その能力がないと見なされた
- 会社として人件費の予算が無かった
- 希望年収額が人事制度の給与テーブルに合わなかった
など、転職エージェント経由で確認してもわかりませんでした。
相手方の会社も、
私の希望に沿わない年収なのをわかって、内定通知を出したのか、
《かしこまりました》と、内定辞退を受け入れました。
転職希望者を《できるだけ安く雇う》値踏みしているようにも見え、
『内定通知』から『辞退』の流れは慣れていると、感じましたよ。
何かしら違和感を感じる会社には、毅然と対応しても良いですね。
転職内定後の給与交渉のタイミング注意点
さて転職内定後(=内定通知書を受け取る)に、給与の低さを理由に辞退する前に、給与交渉したいと考える方もいるでしょう。
以下に、タイミングと注意点を紹介します。
【内定後の給与交渉の注意点】
- 内定承諾前に交渉する
- 具体的な給与額を提示する
- 金額の根拠となる客観的な事実を伝える
- 柔軟に対応する
- 冷静に対応する
具体的な給与額は、含みを持たせず「○円」とハッキリ伝えることで、先方も検討しやすくなります。
また客観的事実は、同じ「業種」「職種」の給与金額と、あなたの実績を元にした、会社への貢献度合いを伝えると説得力が増しますね。
柔軟な対応とは、給与だけではなく、ボーナスやストックオプションでも交渉する考えがあると妥協点を見つけやすいですよ。
内定承諾後の給与交渉は、難易度が高くなります。
上述の②~⑤まで、やるべきことは同じですが、『なんで今さら?』と相手方企業が思うのは確かです。
理由や自分の考えを丁寧に伝えることで、あなたのことを、
- 必要な人材
と感じたならば、問題解決のために、話し合いはできると思いますよ。
転職内定でも給与が低い時はメール辞退でも良い まとめ
転職内定後でも、給料が低いを理由に辞退できます。
そして内定後の給与交渉は、相手の状況を見ながら駆け引きを行う
- タイミング
- テクニック
があります。
相手方企業の心証を悪くすることで、《内定取り消し》という最悪の事態は避けたいですよね。
私は転職回数が多い人生(7回)ですが、転職エージェントを利用しましたので、トラブルに巻き込まれることはありませんでした。
給与交渉も含め、転職活動に不安がある方は、”代理人となる転職エージェント”を立てることを、おすすめしますよ。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
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エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
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『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
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『金融業界』特化 | フィンクルート |
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