・管理職の退社は「2カ月前の申告」が理想
・管理職の転職「迷惑を掛けた」&「掛けなかった」体験談
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
私は課長でしたが、
しかし、、転職しましたよ。
ここでは管理職の転職について、
- 裏切り者呼ばわりされずに、会社を去る方法
を、私の経験をもとに紹介します。
この記事を最後まで読むと、上層部や部下に対して、
必要以上に遠慮することはなくなりますよ。
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管理職の転職は裏切り行為ではない!
管理職の転職は、会社に対する「裏切り行為」ではありません。
「職業選択の自由」は、日本国憲法でも保障された権利にありますし。
しかしそうは言っても、道義に反しての退職は、
- 裏切者
呼ばわりされても仕方ありませんね。
管理職の転職の3つの裏切り行為
次に挙げる3つは、裏切り行為と言えますよ。
【管理職転職の裏切り行為】
- 競合他社に転職する
- 個人情報や営業秘密など秘匿情報を持ち出す
- 部下の引き抜きを行う
これらは入社時の誓約書の中で、同意を求められます。
違反すれば、会社から訴えを起こされるでしょうね。
管理職の退職は、それ自体が手間を取らせる行為です。
ですのでこれ以上、
- 会社組織に迷惑をかけない配慮
で、あなたの信用は保てますよ。
管理職の突然退社はダメ!退職は2か月前の申告が理想
管理職が転職する時の配慮は、会社の辞め方にありますね。
転職退社の意向は、できれば
2カ月前に伝えるのが理想ですよ。
退社の1カ月前では遅い理由は、管理職の退職は組織図の変更に及ぶからです。
- 社内の組織調整
- 後任者探し
- 後任者と現場への引継ぎ
会社からは退職を、3カ月~半年延長する打診がある可能性も考えられますが、
次の転職先との調整も必要になります。
現職と転職先の妥協点を考えると、退社は2カ月前に報告するのが理想ですね。
【いつ報告した?体験談】迷惑なし退職は1カ月半前が限界ライン!
ここで、私が45歳の課長だった時(転職7社目)の話をします。
当時私は6人の部下を持つ課長でしたが、転職しました。
直属の上司に辞める報告をしたのは、退社の約一カ月半前でした。
上司への退社を伝えた経緯は、『会社を辞めたいけど代わりがいない職場を円満退社する6つのステップ』の記事にまとめさせていただきました。
こちらの記事も参考になれば幸いです。
退社までのロードマップ
課長だった私の退社までのカウントダウンを表すと、次のようになります。
【退社までのロードマップ】
- 退社まで51日:転職先の内定獲得
- 退社まで50日:退職報告
- 退社まで45日:引継書完成
- 退社まで25~45日:社内組織調整
- 退社まで25日:後任者への引継業務開始
- 退社まで20日:有給消化開始
- 退社まで0日:最終出社日
この当時私が勤めていた会社は、30名~程度の会社です。
会社組織としては小さいものですが、
内部統制システムを構築中であり、私が退職するタイミングはその最中でした。
部門を預かる責任者として、経営陣や部下に迷惑をかけることになりました。
とは言うものの、
- 退職理由は年収を上げるため
転職は生活のためでもあり、この決断はやむを得ないものでした。
転職先の会社も、入社日まで2カ月以上待ってくれるとも思えず、
私としては、管理職の退職は、少なくとも1カ月半前までに伝えるのが、
迷惑を掛けずに辞めるギリギリのラインと感じましたよ。
突然退社した元上司の大ブーイング【体験談】
続いて、突然退職した、元上司・部長の話をします。
当時私は30代後半、大手メーカー(転職5社目)に勤める、課長代理でした。
- 体調が悪化したため、今月末で退社する
と宣言し、引継作業もほとんど無いまま、辞めた部長がいました。
引継書類と言えば、エクセルに、『10行程度の箇条書き』のみです。
大病にかかり、緊急入院手術するの?
と、心配しましたよ。
実際のところ、部長の退職による業務上の困難はほとんどありません。
しかしながら、
- ワークフローの承認
- 稟議決裁
は、『ストップ』状態となりましたね。
後任の部長は、前部長から詳細を聞いていないため、
- 「承認できない」
の一点張り。
融通を利かせるタイプの新部長ではありません。
承認後に不具合があれば、新部長の責任になってしまうため、慎重な判断になるのはわかります。
「しかし、それにしても、、。」
ルーティン以外の業務を進めるのは、難しくなりましたね。
現場と新部長、上層部にも迷惑をかけた、前部長の退職です。
のちのち明らかになった「突然の退職劇」の真相は、
急に次の転職先が決まったから
「すぐ辞めたかった」
でした。
前部長は
入社日の調整ができない会社を、転職先に選んだ
ようです。
役職とは関係なく、最後は自分勝手を貫いた 辞め方を見せつけられたことで、
前部長の、人となりがよくわかりましたね。
管理職の転職はマナー無しではあり得ない!
管理職の転職は、部門を任されていた立場もあり、
上司や部下に対しても配慮を見せるのが、仲間に対するマナーです。
周囲への迷惑を最小限に抑えるためにも、転職を成功させるには、エージェントのサポートが必要と感じますよ。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社でした。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
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特徴 | 転職サービス |
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『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
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『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
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