・40代が面接に通らない理由
・40代向け面接マナー対策
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
40代の転職では求人件数も少なくなるので、
- 面接に通らない
と焦りますね。
『決め手に欠ける応募者』を多く見てきましたね
面接で印象に残らないと、《この方でなくても良いかな?》と、
面接官としては思うわけです。
ここでは、40代の面接が通らない理由と対策を、私の経験を交えながら紹介します。
この記事を最後まで読むと、採用官の印象に残る面接ができるようになりますよ。
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40代の面接は通らない!
40代の転職市場は、転職希望者に比べて、採用人数が少ない実情があります。
企業側のニーズとして
- 一般社員ではなく、管理を任せられる人を採用したい
となるからですね。
20代、30代で転職をしてきた人でも、
40代の転職は《これまでとは違う感覚》を持つでしょうね。
40代の面接通過率は2~3割
転職サイトのマイナビの調査によると、40代転職者の面接通過率は、3割というデータがありました。
- 面接通過率についての詳しい内容
- 私自身の転職活動におけるデータは、
『【体験談】40代転職の書類選考通過率は15%未満?応募社数は100社越え』の記事にまとめさせていただきました。
こちらの記事も参考になればうれしく思います。
私は40代で2回の転職をしています。
その時の「書類選考」から「一次面接」への通過率は、以下のとおりでした。
- 1回目(42歳)の6社目の転職 23%
- 2回目(45歳)の7社目の転職 25%
これまで私は、合計7回の転職をしてきた、面接馴れタイプの人間です。
それでも、40代の転職面接は、2~3割の通過率というものでした。
ですので、40代ではじめて転職活動をされる方や、まだ面接馴れしていない人の通過率は、もっと低いのかもしれませんね。
確率としては、
- 10回面接のうち、7~8回は通らないのが普通
不合格だからと言って、あまり「落ち込む必要はない」とお伝えしたいですね。
とは言いつつ、《10回のうち2~3回は合格する可能性がある》ので、
その時はしっかりチャンスを掴みたいですね。
40代の面接が通らない理由は長所の決め手に欠けるから!
40代の転職面接で通らない一番大きな理由は、候補者同士の比較で「決め手に欠けている」からです。
私自身が、採用面接官をしている時に感じていることです。
40代の転職を採用する企業側から考えた時、
- 『採用したい人』は、すでに頭の中ではイメージされている
のです。
ちなみに、
- 学歴
- 前職の企業名
- 前職の役職
が、内定を左右することは、ほとんどありません。
企業が管理職のポジションの求人を出す場合は、
- この役職には、○○の経験スキルがある人が、来て欲しい
- チームメンバーは、若手/女性/が多いから、○○なタイプに来て欲しい
ほかにも、
- 経営者の「わがまま」も受け入れられるタイプの人に、来て欲しい
など、
事前に採用したい人物イメージを持って、面接を行っています。
面接を受ける側は、募集要件を満たしているのは当然ですが、
それでも、《誰でも良い訳ではない》のが、40代管理職の採用となりますよ。
面接官は一緒に働きたい人を探している
私自身が、管理職候補の採用面接をしている時のお話をします。
その経験から言えるのは、事業担当として出席している面接官(=私のような人物)や、人事部の面接官は、
- 一緒に働きたいと感じる候補者を探している
のです。
意地悪な気持ちで「落とす」ことを考えている面接官は、極めて稀でしょう。
ほとんどの場合、会社の目標に向かって、一緒に協力してくれる人を見つけようとしていますから、
面接においては、印象に残る 《魅力的な人物》アピールが、とても大切になりますよ。
【40代の面接が通らない!】4つのマナー対策
それでは、40代の転職の面接において、面接官に「一緒に働きたい」と思わせ、
魅力的な人物として印象に残るための4つの方法を紹介します。
【40代の面接マナー対策】
- 質問と回答を事前に準備する
- 声に出して練習する
- 自己紹介は、過去より未来の視点で語る
- PDCAサイクルを活用する
これらは、面接で成功するための”最低限のマナー”と考え、私自身も転職活動の時に実践してきた内容です。
では順番に、見ていきましょう。
面接マナー①質問と回答は準備する
1つ目の対策としては、面接で予想される質問と回答は、事前に準備しておくことです。
一般的に、転職の面接では次の質問がされます。
- あなたの自己紹介をお願いします
- なぜ転職を考えているのか、教えてください
- これまでの職歴や経験や実績について、詳しく教えてください
- 当社に応募した理由や志望動機を、教えてください
- あなたの強みと弱みを、教えてください
などです。
面接官は、「自信を持って自己アピールできる候補者」に魅力を感じます。
単なるマニュアル的な回答ではなく、自分の言葉で、論理的に説明ができるように準備しておくと良いですよ。
面接マナー②声に出して練習する
2つ目の面接対策としては、想定した質問と回答は、必ず声に出して話す練習をしておくことです。
頭で文章を覚えているつもりでも、実際の面接では言葉が詰まったり、話の流れをスムーズに進められないことがあります。
これでは、面接官に話を《理解させる》のは難しいです。
声に出して練習することで、会話の表現力が磨かれます。
面接官は、話の内容だけでなく、あなたの
- 声のトーン
- 表情
も注意深く観察していますよ。
魅力的な人物として、面接で勝ち残っていくためには、伝えるスキルを磨くことが重要ですね。
面接マナー③自己紹介は過去より未来視点で語る
3つ目の対策は、過去の説明よりも未来の話をすることです。
例えば、「自己紹介」「志望動機」「これまでの実績を説明する」際に、40代の転職応募者は、
現職の
- 自分にはその実力がある、しかし実力を行使できない現状
を語る傾向があります。
「早く今の会社から脱出したい」気持ちが強いためなのかもしれません。
しかし、面接官が本当に知りたいのは、現職の状況や経験を通じて
応募先の会社で
- どのような貢献ができる と考えているのか
- 何の役割を果たしたい と考えているのか
なのですね。
未来の具体的なテーマについて、
あなたが根拠を示しながら話すと、面接官に強い印象を残すことができますよ。
面接マナー④PDCAサイクルを活用する
4つ目の面接対策は、《PDCAサイクルの活用》です。
前述したとおり、どれだけ事前準備をしても、40代の面接通過率は、3割程度です。
確率的には、
- 1社の内定を得るために、3~4社の面接を受ける
になります。
ですので、複数回の面接があることを予め想定しておくのです。
1社目の面接が終わると同時に、次の面接に向けて
PDCA(計画→実行→検証→改善)を回していきます。
- 話す内容
- 話す順番
- エピソードを具体的⇔客観的にする
などを見直して、面接官に受けの良かったトークの引き出しを作っていきます。
話すことに自信を持ち、面接に臨めるようになりますよ。
最終的に、面接官が
「一緒に働いてみたい」
「この仕事を任せてみたい」
となれば、内定を勝ち取ることができますよ。
40代の面接が通らない理由は長所の決め手に欠けるから!4つのマナー対策も まとめ
40代の管理職の転職活動では、『採用したい人』は、すでに企業側で人物像がつくられています。
面接官の印象に残るためには、場数を踏むことも大事ですね。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
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スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
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