・ベンチャー転職のミスマッチを防ぐ方法
・ベンチャー企業で働くメリットとデメリット
私は40代になりましたが、これまでに7回の転職を経験しています。
42歳の転職(6社目)は、大企業からベンチャーへの転職でしたので、
ここでは、ベンチャー企業を下の3つのタイプに分け、
- 設立から10年経ったベンチャー
- スタートアップのベンチャー
- 大手資本が入ったベンチャー
転職に必要な心構えを、私の経験をもとに紹介します。
記事を最後まで読むと、40代転職のミスマッチを防ぐことができるようになりますよ。
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✅この記事を書いた人
・7回の転職を経験し、現在は不動産投資会社の課長として働いています。

ベンチャー企業を《3タイプ》に分類する
ベンチャー企業には、
- 成長している若い企業
のイメージがありますが、明確な基準や定義は存在しないそうです。
この記事では私の転職経験をもとに、下の3タイプに分けて《ベンチャー企業転職の覚悟》を紹介します。
【ベンチャー企業3つのタイプ】
- 設立から10年以上経っているベンチャー企業
- 設立数年のスタートアップ企業
- 大手の資本が入っているベンチャー企業
ベンチャー転職の覚悟9つのポイント
ベンチャー転職の覚悟9つのポイントは、以下のとおりです。
- 社長の経歴を確認する
- 年功序列を確認する
- 将来性に疑いを持つ
- ハードワークは許容できるか?
- 業務の仕組みを作る
- ボーナスは保証されていない
- 専門職にもゼネラリスト素養が要る
- 人事権が握られている可能性
- 給与水準が親会社以下の可能性
順番に見ていきましょう。
ベンチャー転職の覚悟①社長の経歴を確認する
ベンチャー転職の覚悟の1つ目は、社長との相性です。
これはどのベンチャー企業タイプにも当てはまりますね。
ベンチャーは「トップダウン」が基本ですから。
ですので、転職する際には、社長の経歴を確認しておきましょう。
- 営業で実績を積んだ社長は、体育会系のノリを持つ
- エンジニア出身の社長は、論理的な発言を求める
- マーケティング出身の社長は、合理的な判断を重視する
- 若い頃に起業した社長は、一般社員にも「経営者であること」を期待している
などです。
ベンチャー企業での転職を考える時は、社長の指揮系統の下で働くことを想定し、相性が合いそうか考えますよ。
この時、《良い相性を求める》ことよりも、
相性が合わない社長とは
- 避ける
- 近づかない
「線引き」をしておくと、転職後の後悔が少なくなりますね。
ベンチャー転職の覚悟|設立から10年経ったベンチャー企業
さて、設立から10年経ったベンチャー企業への転職の覚悟を2つ紹介します。
ベンチャー転職の覚悟②年功序列を確認する
2つ目のベンチャー転職の覚悟は、「年功序列」です。
- 新しい会社
とは言うものの、
会社設立から10年以上経っている場合、
組織としては、ある程度
- 落ち着いた会社
になっています。
役員や部長職のポストは、何年も変わっていないこともあります。
うがった見方をすれば、
会社組織としては、「大企業と変わらない」かもしれません。
ベンチャー企業の括りに合っても、
- 自由で風通しの良い組織
では無くなっているのが、懸念するところですね。
実力を評価する会社を求めて転職をする場合、設立年には注意しておきたいですね。
ベンチャー転職の覚悟③将来性に疑いを持つ
3つ目のベンチャー転職の覚悟は、「将来性」です。
ベンチャー企業へ転職する魅力のひとつに、《会社の将来性》があり、
それにより、
- 年収アップ
を叶える可能性があることですよね。
しかし、会社設立から10年以上経っているにも関わらず、業績が伸びていないベンチャー企業の場合は、
業績報告書の内容の中から、
- 業績が伸びていない原因
- 今後の対策
の確認が必要ですよ。
ベンチャー転職の覚悟|設立数年のスタートアップ企業
次に、設立数年のスタートアップ企業への転職の覚悟を、4つ紹介します。
ベンチャー転職の覚悟④ハードワークは許容できるか?
4つ目のベンチャー転職の覚悟は、「ハードワークへの許容度」です。
スタートアップ企業は、一人あたりの業務負荷が多くなりがち。
やるべき仕事量に対して、追いついていないのが現実です。
業務内容も属人性が高く
- 平準化
- マニュアル化
されておらず、
まだ
- 担当者が決まっていない仕事
も存在すると、想定しておきましょう。
一方で、
仲間との団結力も高まりましたよ
ハードワークを許容できる覚悟があれば、スタートアップ転職でも活躍できると思いますね。
ベンチャー転職の覚悟⑤業務の仕組みを作る
5つ目のベンチャー転職の覚悟は、「業務の仕組みづくり」です。
スタートアップ企業の業務が整備されていない場合、転職入社後、
例えば、
- 人事評価制度
- 職務権限の規定
- 稟議承認の手順
など、
細かい部分で言えば、「経費精算の方法」もルール化が必要かもしれません。
《自分の仕事とは関係ない》と考えるようでは、
スタートアップには不向きと言えますよ。
ベンチャー転職の覚悟⑥ボーナスは保証されていない
6つ目のベンチャー転職の覚悟は、「ボーナスは保証されていない」です。
そもそもボーナス支給に関しては、どの会社でも貰えると保証されていません。
スタートアップの多くは、将来性を期待している出資者からの資金で、会社運営を行っています。
この企業活動自体に問題はありませんが、
業績が赤字であり、出資金を使って「会社を回している」場合、ボーナスを充てにする転職は“危ない”ですね。
ベンチャー転職の覚悟⑦専門職にもゼネラリスト素養が要る
7つ目のベンチャー転職の覚悟は、「専門職にもゼネラリスト素養が要る」です。
40代ミドルの転職では、マネージャーや管理職のポジションを求められます。
あなたが専門分野でスキルを持っている場合でも、
スタートアップ企業では仕事量に対して、人手が追いついていないため、複数の職務を兼務することもありますね。
さらに求められる要件は、数カ月単位で変わる覚悟もあると、良いかもしれませんね。
ベンチャー転職の覚悟|大手の資本が入っているベンチャー企業
続いて、大手の資本が入っているベンチャー企業への転職の覚悟を、2つ紹介します。
ベンチャー転職の覚悟⑧人事権が握られている可能性
8つ目のベンチャー転職の覚悟は、「人事権が握られている可能性」です。
大手企業の出資を受けたベンチャー企業は、出資者の意向に基づく組織となることがありますよ。
事業運営については、
- ベンチャー企業の社長が主導する
管理業務については、
- 大手出資者の意向に沿った人事配置
私の経験として、親会社から出向で来られた人事担当者による、ベンチャー全社員の給与10%カットがありました。
この経緯は、『【体験談】40代で転職した会社が辛い!再転職を果たした4つの理由』でまとめています。
大手資本が入ると、ベンチャー社長の良さが無くなることがありますよ。
9 給与水準は親会社以下?
9つ目のベンチャー転職の覚悟は、「給与水準が親会社以下の可能性」です。
大手の資本が入っているベンチャー企業の場合、業績が好調でも、給与は”青天井”にはなりません。
寧ろ、給与水準は親会社を上回ることは無いと考えておくのが、良いですね。
事業に参画している出資者の本音として、
転職入社したばかりの中途社員が、短期間のうちに高給となるのは、《難しい》と覚悟しておいたほうが良いですね。
ベンチャー転職で40代のミスマッチを回避するコツ
40代のベンチャー転職でミスマッチを避けるためには、転職の目的を、はっきりさせることが大事です。
- 事業を成長させるため
- 会社組織づくりに挑戦するため
- やりがいのある仕事のため
、、などです。
「何をどこまで許容できるか」
覚悟ができていれば、怖いものではありませんし、
裁量は拡がり、あなたの意見が通りやすくなるのは事実です。
またベンチャー企業は、
- 最前線で戦う
- 変化に適応する
意識と行動力が必要になります。
何よりも、
ベンチャー企業で働く「メリットとデメリット」は、『ベンチャー転職がよかった!40代のメリット4つが揃う会社の傾向』の記事にもまとめさせていただきました。
こちらの記事も、あわせてお読みいただければ嬉しく思います。
ベンチャー転職の覚悟9項目!40代がミスマッチを回避するコツまとめ
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
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