ローム株式会社は、2023年に売上5,000億円を超え、確実に成長を続けています。
事業拡大しているため、『人事採用も積極的』と思われますが、「ロームはやめとけ」の声もあります
ここでは、ロームへの転職を考えた場合に気になる、中途採用の難易度と離職率や評判を紹介していきます。
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ロームの会社概要
ローム京都本社
(出典:グーグルMAP)
- 本社 京都府京都市右京区西院溝崎町21
- 売上 4,677億8,000万円
- 経常利益 692億円
出典:Yahooファイナンス 2024年3月期
ロームは、電気自動車の開発発展とともに成長を続けています。
2023年3月の決算では、「売上が過去最高の5,000億円を突破」とニュースになりましたが、
2024年3月決算では、大幅減益でした。
この理由としては、
- FAやエネルギー分野など産機向け売上の低迷
- 減価償却費や研究開発費のコスト増
とあります。
現在の従業員数は23,000人(連結)を超えていますが、これからも事業の拡大にともない、採用活動も行っていくと予測されますよ。
ロームやめとけ説は本当?平均年収40代で600万円は安い?
さて、ロームの平均年収は、
Yahooファイナンスの情報によると、
895万円
とありました。
日本の上場企業の平均給与は、630万円という調査結果がありましたので、
ロームは、上場企業の平均よりも200万円以上も高給な会社ですね。
とは言え、ロームの平均年収856万円は、全世代を対象としたものなので、年代別の年収が気になったので調べてみました。
口コミサイトの情報をまとめたところ、世代別の年収傾向は次のとおりです。
・30代前半 550万円~
・30代後半 600万円~
・40代~ 600万円~
30代後半で、年収は600万円台で頭打ちとなる傾向がありました。
30代後半以降は、役職を積み「昇進」することで収入が増え、40代後半ともなると、年収1,000万円を突破する人もいます。
ロームの平均年収は、上場企業の平均よりは高給ですが、30代後半以降「昇進をしない限り年収は上がらない」と言えそうです。
ロームやめとけ説は本当?中途採用難易度口コミ
この記事を書いた日には、ロームのミドル向け求人を、大手転職エージェンシーで確認しています。
想定年収600万、900万、1,200万円の管理系の職種でした。
年収ゾーンから、マネジメント力を見込まれた、上級職の求人なのでしょう。
勤務地は、京都本社と横浜事業所にあるようです。
詳しい採用条件に関しては、下の公式サイトから会員登録(※無料です)することで、確認ができますよ。
ローム中途入社者の口コミ
ロームの従業員による、口コミ情報をまとめると、働く環境は次のとおりです。
・管理職(役職)がつくと、年収が100万円以上増える
・昇進には、試験への合格が必要であり、TOEICの点数も考慮される
・残業は厳しく管理され、月40時間を超えると注意される
・有給休暇の取得が奨励されている
・リモートワークの導入は、数年前に比べて格段に進んだ
また、女性が働く環境としては、男性社員の”補助的業務”が多いようです。
私もかつて、ロームほど大きな会社ではありませんでしたが、従業員5,000名クラスの電子部品メーカーに勤めていました。
当時から、この業界は「女性の活躍の場所は限られている」と感じてました。
半導体や電子部品業界の全体的な傾向として、男性優位の社会となっているようですね。
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ロームやめとけ説は本当?同族ブラックなの?
さて、ロームは京都に本社を置く企業ですが、
京都の企業と言えば、
・日本電産
・村田製作所
・任天堂
など、堅実である反面、
「同族経営」「オーナー一族」に支配されている会社というイメージがあります。
ロームの場合は、1958年 佐藤研一郎氏によって設立され、
出典:wikipedia
2016年に84歳まで取締役を務められました。
その後、2020年に亡くなられたそうです。
現在のロームの経営陣の中に、”佐藤姓”の人物は居ないようですので、オーナー一族とは縁が切れているように感じます。
また、ローム株式の保有も、亡くなられた佐藤研一郎氏から、関連の音楽財団に継承されたという報道がありました。
ロームは、創業者で1月に死去した佐藤研一郎氏の保有株式(議決権比率2.30%)について、公益財団法人「ロームミュージックファンデーション」に寄付することが決まったと発表した。
財団の比率は7.66%から10.33%に上昇し、筆頭株主になる。
故佐藤氏はロームの創業者で50年以上にわたり社長を務めた。音楽への造詣が深いことでも知られ、1991年に私財を投じて同財団を設立した。
出典:ロイター
現在のロームは、「オーナー経営」とは無縁であり、
また、従業員の口コミを見ても、労務管理が厳しく行われているので「ブラック」ではなさそうです。
業界的に、活躍に性別差があると感じるものの、ロームとしては、中途採用者に対しても、実力を発揮できるチャンスのある企業と言えますね。
ロームやめとけ説は本当?離職率は低い
ロームでの労働環境を調べていくと、上場企業の中でも「優良企業」という印象を受けます。
念のために、ロームの離職率を調べたところ、ネット上の情報ではありますが『4%』というデータがありました。
この数値は、日本企業の離職率が14%である中で、ロームでは長く働く環境が整っているようですね。
ロームやめとけ説は本当?中途採用難易度口コミと同族ブラックイメージを調査! まとめ
「ロームはやめとけ」というネット上の声がありますが、年収データや残業や有給取得などの労働状況を調べたところ、ロームは上場企業の中でも「優良企業」であることがわかりました。
求められるスキルが一致すれば、中途採用者でも十分に活躍のチャンスがあると感じました。
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