・自分勝手な部下との職場での付き合い方
・自分勝手な部下から職場チームを守った体験談
転職した会社に管理職として入社し、はじめてわかる厄介ごとですね。
ここでは、職場に自分勝手な部下がいる時の対処法を、私の実体験を踏まえて紹介します。
この記事を最後まで読むと、転職後の新しい職場でのトラブルを防ぐことができますよ。
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自分勝手な部下がいた職場の末路は危険【体験談】
自分勝手な部下が居る職場の上司を努める時は、注意が必要です。
まとまりのない部署では、チームワークが機能せず、会社が求める成果を出せないからです。
部門をあずかる責任者として、頭の痛い問題となりますよ。
そのうち、あなたの評価も、危うくなる可能性もありますし。
転職入社早々、こんな『貧乏くじ』を引かないようにしましょうね。
次からは管理職入社した、私の経験をお話をさせていただきますね。
職場に居た『自分勝手な部下』の5つの特徴
新しい会社に転職して、働きはじめてわかった、
『自分勝手な部下と遭遇、、』
会社上層部と部門のマネジメントにコミットした立場であれば、正直、厄介な人たちですよ。
私が職場で出会ってきた 自分勝手な部下の特徴を紹介します。
【職場にいる 自分勝手な部下の特徴】
- 自分の仕事しかしない部下
- 得意なことしかしない部下
- 不平や文句の多い部下
- 他人のせいにする部下
- 自分に都合の良い解釈をする部下
順番に説明していきます。
自分勝手な職場①自分の仕事しかしない部下
最初に挙げるのが、『自分の仕事しかしない』『言われたことしかしない』部下です。
このタイプの部下は、仕事への関心が薄いです。
社歴の浅い若手社員であれば、これから経験を重ねるうちに、仕事への欲も出て伸びしろがあると考えます。
しかし、古株ベテラン社員の場合、
- 自分の仕事しかしない部下
は、チームの士気低下の原因となりますね。
自分勝手な職場②得意なことしかしない部下
次に挙げるのが、『自分の得意なことしかしない』『新しいやり方を嫌う』部下です。
このタイプの部下は、
- 保守的な考えを持つ
- 失敗や挑戦することを嫌がる
何事も『面倒くさい』と感じます。
上司としては、結果はどうであれ、挑戦したこと自体を認めることから始めましたよ。
自分勝手な職場③不平や文句が多い部下
3つ目に挙げるのが、『不平や文句が多い』部下です。
(本人に悪気は無いのかもしれませんが、)
あからさまに見せる不満な態度は、職場のモチベーションを下げます。
このタイプの部下は、仕事の経験値が低いと、私は感じます。
不平や文句があったとしても、頭ごなしに否定はせず、まず本人の
- 言い分を聞く
ところから始めましたよ。
自分勝手な職場④他人のせいにする部下
4つ目は、『失敗したことを、他人や”外部環境のせい”にする』部下です。
彼等彼女らは、正義感が強く
- ○○であるべき
と考えています。
私は女性部下から、自分は悪くないとミスを認めず、
- 業務中に泣かれた
こともありました。
ですから、感情論となる前に、
- 『まず起きた事実を受け入れる(誰のせいでもない)』
ように接しましたね。
自分勝手な職場⑤自分に都合の良い解釈をする部下
5つ目は、『自分に都合良く解釈し、”勝手にやってしまう”』部下です。
本人には、
- スマートに仕事ができている
「勘違い」があるようです。
ですので、自信満々にも関わらず、どこかズレた仕事をしていましたね。
このタイプの部下は、プライドが高く(必ずしも悪いことではないのですが)、
柔軟性に欠けるように感じますよ。
職場の自分勝手な部下の心理は『幼い』
私が経験した職場では、さまざまなタイプの《自分勝手な部下》がいました。
総じて彼らは 《幼い》と感じますね。
ですので、チームのマネジメントをする上では、部下を突き放すようなことはせず、
「寄り添う」「理解する」ようにして、信頼関係を作るようにしましたよ。
部下との付き合い方は上司側でコントロール
とは言うものの、上述のように中には、勤務中に《号泣した部下》もいました。
部下の中には「精神的な幼さ」のほかにも、
- 『これまで仕事を通じて報われることが、無かった』
- 『私を認めてほしい』
《訴え》もあるのだろうと、感じています。
本来の上司と部下の関係は、仕事の領域に限られたものですが、
『承認欲求の強い部下』も、いますよね。
ですから、部下との付き合い方のバランスは、上司側でコントロールする必要がありますよ。
自分勝手な部下から職場チームを守った4つの対処法
次からは私の経験から、転職入社した職場で、自分勝手な部下からチームを守った、4つの対処法を紹介します。
【自分勝手な部下からチームを守った対策】
- 役割を明確にする
- 距離を測る
- 環境を変える
- 特別扱いしない
順番に紹介します。
自分勝手な部下の対処法①役割を明確にする
1つ目は、『チームの役割を明確に説明した』です。
この目的は、ベテラン社員の悪習慣の見直しです。
メンバーに説明した内容は、次のとおりです。
- 会社がチームに対して求める役割について
- 役割に応じた、チーム内の分担の必要性について
- 目標を数値で表すことについて
「誰かの”自分勝手”があっては、チームは機能しない」
「チームが機能しないと、全体で評価されない」
「会社から評価されなければ、賞与金額に影響する」
チームのメンバー各人が、ミッションを持っていることを明確に説明しました。
自分勝手な部下の対処法②距離を測る
2つ目は、『自分勝手な部下』と『”そうでない”メンバー』に距離を取りました。
距離感を考えずにチームを放置していては、”不満分子”が広がる、と恐れたからです。
当時私は、15名のチームをマネジメントしていましたが、
- 座席の物理的な距離
- 共同作業などの心理的な距離
にも、距離を取るように配慮しましたね。
自分勝手な部下の対処法③環境を変える
3つ目の対処法は、自分勝手な部下に『新しい役割を与えた』です。
自分勝手になってしまった理由には、様々な事情があるのでしょうが、
ベテラン社員の多くは、
- 変化の無い仕事に飽きた
- これまで正当に評価されなかった
不満があります。
段々と、自分や周囲への関心も無くしていくのですね。
《自分はもっとできるはず》の思いが生まれれば、前向きになれます。
私の権限の一部を移譲し、自己中心的な考えが変わることを期待しましたよ。
自分勝手な部下の対処法④特別扱いしない
4つ目は、自分勝手な部下を『特別扱いしない』です。
チームメンバー全員と、平等に接することで、上司に認められたい
- 依存心
- 承認欲求
を防ぐことを目的にしました。
具体的には、
- 二人だけで打ち合わせはしない
- 他のメンバーと同じ扱い
にしましたね。
『信頼のおける部下ではあるものの、”特別ではない”』
本人にも、周囲にも伝わるよう配慮しましたよ。
自分勝手な人が部下でも職場の一員
これから、あなたの担当する部門に、自分勝手な部下がいたとしても、
- 信頼関係を基にする大切なメンバー
として付き合うことをおすすめします。
好き or 嫌いの感情があるのは、否定しません。
しかし、部下の付き合い方に優劣差をつけたのでは、あなたへの評価が下がります。
極めて打算的な考えである、と、感じられるかもしれませんね。
しかし、会社員を生き抜くための術ですよ。
自分勝手な人が部下でも職場は守れる
自分勝手な部下がいたとしても、上司である あなたの言葉と行動で、職場チームは守れます。
何より上司は『部下を評価する』権限を持っていますからね。
それぞれの役割と目標を共有し、部下との協力関係を築けると良いですね。
自分勝手な部下が揃う職場の末路は上層部の考えを疑うべき!
最後に、
孤軍奮闘しているあなたに対して、
- 過程を見ない
- 結果だけで判断する
会社に転職入社してしまったならば、
「やっかい部門を押し付けられた」「貧乏くじを引かされた」可能性があります。
あなた自身が報われなければ、管理職として転職入社した意味もありません。
私は、再転職活動を着々と進めても良いと感じますよ。
ミドル世代の転職は不安かもしれません。
しかし、即戦力となる経験スキルがあれば、必ず相応しい企業と出会えますよ。
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