その中には、もともと大企業で働いていた人も多く、大企業では活躍されていても、中小企業では活躍できない人もいるようです。
ここでは、中小企業で歓迎されない人の特徴と、終身雇用が崩壊している中で、中堅ミドルの転職について紹介します。
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40代の転職は中小企業が主流?
40代の転職事情として、下のデータがあります。
■転職後の勤務先の従業員数
(40代男性の場合)
転職後の会社規模に関しては、「11~50人の会社」が一番多く(21.5%)、5人に1人がこの規模の会社に転職しています。
また、<中小企業><大手企業>を300人で区別った場合、中小企業への転職者割合は全体の『58.8%』に達しました。
このデータから、40代の男性においては、中小企業への転職が主流となっていることが分かります。
40代転職事情|大企業から中小企業に人が流れる理由
40代の転職では、前職が大企業であっても中小企業に転職する人も多くいます。
その理由としては、以下のとおりです。
・大企業のミドル求人は高い競争
・ミドルの採用に積極的な中小企業が多い
順番に見ていきましょう。
大企業には若手社員がいる
大手企業は、毎年新卒採用を行っています。
『人材は社内で育成する」考え方が浸透しており、中堅ミドル層のポジションについても、若手を登用するなど、外部からの採用を積極的に行う必要性を感じていません。
大企業への転職が難しい理由のひとつとして、そもそも求人数が少ないことが挙げられます。
大企業のミドル求人は高い競争
次に、大企業が中堅ミドル層を対象とした求人の場合、少ない採用枠に対して多くの応募者が殺到します。
その結果、高いスキルと経験を持つ候補者同士の競争となり、大企業へのミドルの転職は、一層難しいものになります。
ミドルの採用に積極的な中小企業が多い
一方で、中小企業においては、中堅ミドル層を積極的に採用する傾向が広がっています。
即戦力として貢献できる経験を持ち、専門性とマネジメント能力を持つミドル層が人気です。
中小企業は、教育制度が大手企業ほど整っていないため、このような能力を持つ転職者は価値が高いのです。
40代転職事情|中小企業に歓迎されない人の特徴4つ
さて、中小企業がミドル層を積極的に採用する姿勢があるとは言え、中には『歓迎されない大企業からの転職者』も存在します。
以下に挙げる、4つの特徴にあてはまるタイプの人は、注意が必要です。
2:指示待ち受け身タイプ
3:ミクロ職人タイプ
4:前例マニュアルタイプ
1:プライドが高いタイプ
まず一つ目は、プライドが高いタイプです。
仕事への誇りは大切な要素ですが、前職の大企業との違いを強調し、周囲の同僚や環境を見下すような態度をとると、新しい会社組織に馴染むことが難しくなります。
転職先での成功のためには、前職の情報は強調せず、「興味のない」または「望まれていない」ものとして扱い、聞かれるまでは話す必要がないと思っておくと良いでしょう。
2:指示待ち受け身タイプ
二つ目は、指示待ちタイプです。
大企業では、上司の指示に従うことが重要視され、規律を守ることが良しとされます。
しかし、中小企業の環境では、単なる受け身の姿勢ではなく、積極的に上司とコミュニケーションをとり、自ら行動することが求められます。
中小企業の転職においては、即戦力として期待されていることを忘れないようにしましょう。
3:ミクロ職人タイプ
三つ目は、”職人思考”タイプです。
大企業では、業務を細かく分担し、自分の役割に集中する傾向があります。
このため、業務の前後関係や全体像を見る視点が薄れがちです。
しかし、人数の少ない中小企業では、業務全体の組み立てや改善を考える能力が求められます。
細かい作業だけでなく、全体の視点を持ちつつ業務に取り組む姿勢が大切です。
4:前例マニュアルタイプ
四つ目は、マニュアル重視や前例主義が強いタイプです。
このような人は、スピード感や、柔軟性に欠けることが多いです。
マニュアルが存在しない状況でも、自ら積極的に行動し、他の人と協力しながら問題を解決する姿勢が求められます。
何かわからないことがあった際に、他人に教えてもらうのを待つのではなく、自ら情報収集し、解決策を見つける能力が必要となります。
終身雇用は崩壊?成果主義と40代転職の関連は?
2019年、トヨタ自動車の豊田章男会長の発言が注目を集めました。
終身雇用を守っていくのは難しい局面に入ってきた
終身雇用によって守られてきたミドルは、大企業でも今後は崩れていくことになりそうです。
終身雇用の崩壊により、業務の細分化が進む大企業に居続けるのは、リスクと感じる人が増えていくでしょう。
40代でクビとなった場合、スキル不足で転職できなくなるからです。
また成果主義に移行する中で、幅広い業務とスキルが身につくであろう、中小ベンチャー企業への転職を希望する人が増えることも考えられます。
一方で、成果主義が導入され、これまでのような年収が維持出来なくなるミドル層にとっては、転職のリスクを避けつつ、収入を確保する方法として、副業への関心が高まりそうです。
40代の転職で中小企業から歓迎されない人の特徴は?終身雇用のリスクも まとめ
40代の転職では、中小企業で実力を発揮する人が多いですね。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
特徴 | 転職サービス |
『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
『メーカー』専門 | タイズ |
『金融業界』特化 | フィンクルート |
『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
『建設』専門 | RSG建設転職 |
『東海3県の求人』特化 | R4CAREER |
『東北の求人』に強い | ヒューレックス |
『外資・グローバル企業』特化 | ロバート・ウォルターズ |
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