40代の転職は『失敗したくない』と思う気持ちが、強くなります。
ここでは、私の過去7回の転職経験をもとに、40代の転職を失敗させないようにする体験談をまとめてみました。
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40代の転職失敗事例
40代の転職では、失敗したくありません。(絶対に!)
これまでの「経験を無駄にしたくない」のと、「家族」のことを考えると、転職活動は慎重に進めるべきと考える方も多いと思います。
しかしながら、40代転職における失敗事例として、次の2パターンが多くあります。
【 40代転職の失敗パターン】
1:年収ダウン
2:仕事に慣れない
40代転職の失敗1|年収ダウン
年収ダウンの失敗では、次のようなものがありました。
年収が減った理由としては、「大企業から中小企業への転職」、「正社員から非正規の契約社員への転職」があります。
また、これまでのスキルとは関係の無い「未経験の新しい仕事」に転職したケースも、年収ダウンになりやすいですね。
40代転職の失敗2|仕事に慣れない
次に、転職後の仕事や会社に馴染めないことも、「40代転職の失敗」としてあります。
40代ミドルの転職では、これまでの経験が評価されないと、”積み重ねた人生”が否定されたように感じます。
このような苦い失敗は、避けたいものです。
40代転職失敗ブログの共通点
さて、下記に”東洋経済オンライン”の記事で、40代の転職に失敗する人の共通ポイントが書かれていましたので、紹介します。
出典:東洋経済オンライン
「大手家電メーカー」に勤めるAさん(47歳)と、Bさん(57歳)の転職実話が語られています。
ブログ記事を要約すると、
・Aさん(47歳)は、事前調査をまったくせずに、転職活動をスタート
『大手家電メーカー時代と同等の条件にこだわり、エリアは東京の山手線の内側、業界は同じ家電メーカー、役職も部長以上、年収は1200万円以上』と希望
・Bさん(57歳)は、転職活動は厳しいものになると考え、事前調査をしたあと、転職活動をスタート
『企業の規模、職種、ポジションにこだわりなく、自分の強みを活かせる仕事をしたい』と希望
・その結果、
Aさんは『1年経っても転職先はなく、仕方なく親族の会社の手伝いをしている』。Bさんは、中堅住宅メーカー(上場企業)に転職。年収は1500万円から1000万円に下がったものの、会長直轄の経営企画室長として三顧の礼で迎えられた。
とあります。
記事のまとめとして、40代の転職に失敗する人の共通点として、
『仕事の中身や自分のやりたいことよりも、年収や役職や勤務地などの表層的な条件にこだわりすぎ』と書かれていました。
40代の転職では、中間管理職を求める傾向が強いため、採用する企業によって、求める人物像がそれぞれ違います。
ですので、表層的な条件や情報だけを見て判断するのではなく、自分から歩み寄って求人内容を確認する姿勢が必要なのかもしれません。
さて次からは、私の7回の転職経験から学んだ、失敗談を紹介します。
【20代の転職失敗体験談】先に会社を辞めてはいけない!
まずはじめの転職失敗経験は、「転職先が決まるまで会社をやめてはいけない」です。
私は20代後半の時、3社目の転職先として「フランチャイズ運営企業」に入社しています。
その際、2社目「広告代理店」を退職したあとに、転職活動を始めたのでした。
(当時は、現状から逃げ出したい一心で、後先深く考えずに退職していました)
2社目を退職後、数か月経って「フランチャイズ運営企業」に転職できたものの、既に無職となっていたために、焦って入社を決断してしまいました。
この時の採用面談では、”圧迫面接”もされたため、違和感や不安も感じつつも内定を受諾しました。
その後入社したあとに、ハラスメントが横行している会社ということがわかり、面談時の不安は的中したのでした。
結果として、長くその会社で勤めることはありませんでした。
40代の転職を失敗したくないと考えるのであれば、先に会社を辞めることなく、じっくり転職先を選ぶことが重要です。
実際に、私の40代の2回の転職活動では、それぞれ半年をかけて、現職を続けながら転職活動を行いました。
【30代の転職失敗体験談】転職情報を鵜吞みにしない!
次の転職失敗談は、「転職情報や常識を、鵜呑みにしてはいけない」です。
30代後半の私は、5社目として「大手電子部品メーカー」に勤めていました。
会社の業績は好調だったものの、入社して3年間、給料が増えない状況に不満を持っていました。
しかし、転職業界の「35歳転職限界説」を鵜呑みにし、自分はもう「転職できない」と信じ込み、自分からは何も行動していませんでした。
当時、既に結婚し家族を養っていたので、無謀な挑戦ごとはせず、それから4年の間、不満を抱えながらも会社のために働いていれば、きっと運が開ける、、、。
そして40代となり、さすがに7年間全く給料が上がらないことに嫌気がさし、転職活動を行った結果、42歳のときに「インターネット証券会社」に転職できました。
メーカーで不満を抱えながら勤めていた7年間は、私にとって無駄な時間だった、「失敗だった」と感じています。
世間で言われる、転職情報や常識は一般論としては間違っていないのでしょう。
しかし、個人や個々の企業レベルになると、当てはまらないのが実情です。
『40代は○○』など、世代や業種ごとに転職の世界では”常識”が存在しますが、このような情報に対して受け身にならず、自分自身の判断基準を持つことが、転職で失敗しない秘訣だと思います。
【40代の転職体験談】失敗が嫌なら「やりたくないこと」を重視
さて、40代ミドルの転職において、『失敗したくない』という気持ちと同時に、自分の『やりたいことや目標が見つからない』悩みを持つ人もいるのではないでしょうか。
中堅社員となり、「今さらやりたいことなんて特に無い」、「どんな会社を選べばよいのか悩む」という気持ちはよくわかります。
私も前述の40代の転職では、『絶対にこの仕事をやりたい』という欲や希望は、ありませんでした。
しかし、『絶対にやりたくないこと』はありました。
私の場合、
・転職先の経験や社歴が重視される、既存事業に関わる仕事はやりたくない
このような求人には、私の強みを活かすことはできないと思い、応募しませんでした。
自分の”やりたい仕事”を、具体的にイメージすることは難しいのですが、”やりたくない仕事”については、これまでの経験から現実的に思い描くことができます。
40代の転職で失敗しないために、「やりたいこと」を求めるのではなく、「やりたくないこと」は絶対に選ばない、という職選びをしてみてはどうでしょうか。
・職種は変えずに異なる業界に転職する5つのメリット
・異業種転職で失敗しないポイント
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
masa
職種は変えずに、異なる業[…]
40代転職失敗ブログの共通点に学ぶ!【体験談】先に会社を辞めてはいけない! まとめ
「仕事の中身」や「自分のやりたいこと」よりも、「年収」「役職」「勤務地」などの表層的な条件にこだわりすぎる
ようですね。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
特徴 | 転職サービス |
『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
『メーカー』専門 | タイズ |
『金融業界』特化 | フィンクルート |
『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
『建設』専門 | RSG建設転職 |
『東海3県の求人』特化 | R4CAREER |
『東北の求人』に強い | ヒューレックス |
『外資・グローバル企業』特化 | ロバート・ウォルターズ |
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