・ミドルの取るべき選択肢
・会社に不信感を持つ理由
私は40代になりましたが、これまでに7回の転職を経験しています。
会社に完璧さを求めたことはありませんが、不満はありましたね。
”会社を見限る”としても、
40代ミドルは若手社員よりも、分別と責任を持って仕事をしていますから、
ここでは、中堅ミドルが
- 会社を見限るタイミング
- 取るべき選択肢
を、私の経験をもとに紹介します。
この記事を最後まで読むと、会社に不信感を持つ理由もわかりますよ。
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会社を見限るタイミング|40代ミドルの共通点は不信感
40代ミドル社員と、20代の若手社員では、《会社を辞める理由》が、異なります。
若手社員であれば、
- 給料が安い
- 上司と相性が合わない
- 残業が多い
- 仕事がつまらない
の理由で、会社に不満を持ち辞めていきます。
しかし40代ともなると、
- 社会人経験も長くなり
- 仕事への責任感もあるため
若手社員と同じ理由で『会社を見限る』ことは稀(まれ)でしょう。
『不信感』が強いと感じていますよ
会社を見限るタイミング11のポイント!
40代の中堅社員の『会社を見限るタイミング』として、下の3つの不信感に分類し、全部で11のポイントを紹介します。
【会社を見限る3つの不信感】
- 会社組織について
- 経営姿勢について
- 会社の風土について
会社を見限るタイミング11のポイントは、以下のとおりです。
- 生え抜きトップ社員が辞めた
- 経理社員が複数辞めた
- 中途採用の”責任者”が1年以内に辞めた
- 「Yesマン」が多くなり、「パフォーマンス」が増えた
- 営業より管理の力が強くなった
- 未達の事業計画を何年も変えない
- 社長が事業に対して無関心になった
- お客様のクレームに誠実でなくなった
- 現場は人手不足だが業務の削減をしない
- IT化を進めない
- 担当業務が無くなる可能性を感じる
順番に見ていきましょう。
会社を見限るタイミング|会社組織について
まずはじめに、会社組織に関連する『会社を見限るタイミング』のポイントを5つ紹介します。
会社を見限るタイミング①生え抜きトップ社員が辞めた
1つ目の会社を見限るタイミングは、「生え抜きの”トップ社員”が辞めた」です。
新卒入社し自分を一人前に育ててくれた、
- 会社
- 組織
- 社長
に対して、通常《トップ社員》は、何かしらの《恩義》を感じるものですよね。
そうであるにもかかわらず、
退職の選択をした背景にあるのは、会社組織に対する《不信感の強さ》と思われますよ。
会社を見限るタイミング②経理社員が複数辞めた
2つ目は、「経理部門の社員が複数辞めた」です。
経理担当は、会社の決算を熟知しています。
経理社員が相次いで辞めている場合、
- 会社のお金の流れに、違和感を抱いている
- 業績や将来性に不安を感じている
の可能性がありますよ。
会社を見限るタイミング③中途採用された”責任者”が1年以内に辞めた
3つ目は、中途採用で入社した
- 部門統括者や執行役員
- 部長クラスの人物
が、「入社から1年以内に辞めた」場合です。
責任者のポジションに外部から登用される人物は、社長と共に会社経営を担うミッションを持っています。
しかし、その人物が短期間でコロコロと交代する場合、会社に何かしらの問題が存在していると考えられますよ。
会社を見限るタイミング④”Yesマン”が増え「パフォーマンス」が増えた
4つ目は、「会社上層部に、Yesマンが多くなった」です。
前述の”外部登用の責任者の早期退職”とも、関連していますよ。
社長に対して意見が言いにくい組織では、社長のご機嫌を取る
- パフォーマンス
- 見せかけの仕事
が増えていきます。
社内に増えたYesマンは、社長に対して耳障りの良い話をする一方で、
部下に対しては「パワハラ気質」を持っていますから、
いずれ会社組織は、壊れていくでしょうね。
会社を見限るタイミング⑤営業より管理の力が強くなった
5つ目は、「営業より管理の力が強くなった」です。
会社の業績が停滞してくると、営業部門の意見が通りづらくなり、人事や経理など《管理部門》が強くなります。
パワーバランスの変化によって、細かい『コストダウン』の指示が目立つようになると、危ないですよ。
具体的な例としては、
- 採用活動の《制限》
- 備品や消耗品の《徹底した数量管理》
- 業務の実態を無視した《残業禁止令》
などがありましたね。
管理部門が短期的な視点で業務を行えば行うほど、売上貢献はなくなります。
これらが社長への
- パフォーマンス
- 自部門の仕事アピール
になっているとしたら、会社組織として弱体化していきますね。
会社を見限るタイミング|経営姿勢について
次に、経営姿勢に関連する『会社を見限るタイミング』ポイントを3つ紹介します。
会社を見限るタイミング⑥未達の事業計画を何年も変えない
会社を見限るタイミングの6つ目は、「未達の事業計画を何年も変えていない」ことです。
会社では、通期/半期/四半期で事業計画を作ります。
事業計画がいつも《未達》となっているにも関わらず、
経営トップが同じ目標を掲げている会社は、「危ない」ですね。
『そうなればいいな』
「願望」だけを抱き、現実の問題と向き合っていないからです。
経営陣は現実を直視せず、逃げていると言えますよ。
会社を見限るタイミング⑦社長が事業に対して無関心になった
会社を見限るタイミングの7つ目は、「社長が事業に対して無関心になった」です。
ベンチャー企業の創業社長に見られる傾向と感じますね。
具体的には、
- 定例会議に出席しなくなる
- 出社日や出社時間が安定しない
- 以前は感情的だったが、最近は静かになった
などです。
社長が事業に対して無関心になると、組織の運営もおろそかになりますよ。
他にも、社長の取り巻きである上層部にも《馴れ合い》が生まれるので、好ましいとは言えないですね。
会社を見限るタイミング⑧お客様のクレームに誠実でなくなった
会社を見限るタイミングの8つ目は、お客様や取引先からのクレームや要望に対して「誠実に対応しなくなった」です。
何度も同じクレームが繰り返されるようであれば、
経営陣に驕(おご)りがあるのではないでしょうか。
会社は停滞していきますよね。
会社を見限るタイミング|会社の風土について
次に、企業文化に関連した『会社を見限るタイミング』ポイントを、3つ紹介します。
会社を見限るタイミング⑨現場は人手不足!しかし業務削減をしない
会社を見限るタイミングの9つ目は、「人手不足であるにも関わらず、業務削減をしない」ことです。
40代のミドル層では、中間管理職の方も多いですよね。
現場からは、
- 「人手が足りないにも関わらず、業務量が増えた」
- 「業務を続けられない」
といった声が頻繁に上がります。
本来ならば、組織運営の問題として、会社全体で問題解決に向き合って欲しいのですが、
これらの取り組みは「現場」に丸投げされることが多いですね。
今後、より深刻な問題が発生しても、
- 見て見ぬふりをする
もしくは
- 現場のせいにする
と推測されますよ。
会社を見限るタイミング⑩IT化を進めない
会社を見限るタイミングの10個目は、IT化を進めないです。
2020年以降、コロナの影響で、リモートワークが一般的になり、
ITツールを駆使し、業務「スピード」「成果」を上げる必要性を、理解しました。
しかし、
- インターネットに疎い
- 担当者が不在という理由で、
という理由で、
自動化できる業務を人手で処理している企業は、
これからの生き残るのは難しいと感じますよ。
業績を上げることができなければ、給料を増やすこともできないでしょうね。
会社を見限るタイミング⑪担当業務が無くなる可能性を感じる
会社を見限るタイミングの11個目は、「担当業務が無くなる可能性を感じた時」です。
あなたが赤字部門に在籍している場合、その部門の存続は非常に微妙です。
一時的に業績が悪い状況であれば、まだ挽回の余地はあります。
しかし、この先もずっと《停滞する》のがわかっている場合、
- 業務の縮小
- 事業売却
- 事業撤退
が考えられますね。
将来に不安を感じたら、過去事例を調べてみましょう。
前例を重視する会社は、多いですよ。
会社を見限るタイミングで40代の取るべき選択肢は3つ
40代ミドルの”会社を見限るタイミング”として、3つの選択肢があります。
【ミドルの選択肢】
- 会社の状況がどうであれ受け入れる
- 自分のできる範囲の問題解決を行う
- 自分には解決できないから転職する
1つ目の選択肢は、会社の状況がどうであれ受け入れることです。
会社への不信感を感じつつも、
「仕方ない」と
淡々と働き続けます。
大企業の安定職であれば、
「受け入れる」のが処世術になりますよね。
2つ目の選択肢は、自分のできる範囲の問題解決を行うです。
結果がどうであれ、積極的に行動することで状況が変わることも多いですよ。
会社組織や経営陣の、裏事情もわかります。
3つ目の選択肢は、会社で起こっている問題は、自分では解決できない課題として転職することです。
経営陣の問題は、一般社員の立場では解決できませんし、
それに、一度退職を決心すると、心境は変わっていくものです。
私の場合は、退職を決断したら、
いずれにしても、ミドルの選択肢は、多くはありません。
じっくりと考えて、後悔のない選択をしてくださいね。
40代転職の強みの見つけ方は、『活かせるスキル一覧!40代で転職したい時の強みの見つけ方』の記事にまとめました。
こちらの記事が参考になれば幸いです。
会社を見限るタイミング11のポイント!40代の取るべき選択肢 まとめ
40代のミドル層の『会社を見限るタイミング』は、若手社員とは違い、慎重になります。
転職で失敗しないためには、転職エージェントのサポートが必要と感じますよ。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
特徴 | 転職サービス |
『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
『メーカー』専門 | タイズ |
『金融業界』特化 | フィンクルート |
『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
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