・人が辞めていく会社の8つの特徴
・人が辞めていく会社と一緒に共倒れしない5つのステップ
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
私も、人が辞めていく会社の末路を経験しましたよ。
ここでは人が辞めていく会社の末路は 猜疑心が広がることを、私の実体験をもとに紹介します。
この最後まで読むと、会社を逃げ出す方法がわかりますよ。
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人が辞めていく会社の末路は猜疑心が広がる【体験談】
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
20代の頃に経験した『人が辞めていく会社の末路』についてお話しします。
転職2社目で起こった《事件》でしたね。
人が辞めていく会社の社長はワンマンタイプ
20代半ばだった私が、当時勤めていた会社は、ベンチャー広告会社で従業員は30人規模。
社長は、典型的な「ワンマン社長」でした。
ワンマン社長の年齢は30代後半、
世間的に見れば、当時の《注目の若手経営者のひとり》でしたね。
しかしその実態は、 私情を業務に挟み、機嫌が悪くなると、突然キレはじめる人物。
その原因は、売上の伸び悩みでした。
それと言うのも、全く根拠の無い『売上ノルマ設定』にあったからなのですが、、。
ノルマ未達の営業マンは、次々と恫喝される毎日。
営業チームは15名でしたが、社長側近の3名を残し、営業マンが次々と辞めていきましたね。
その結果、人手不足となり、残った社員の業務量は増えました。
残業と休日出勤も強制され、プライベートの時間も無くなりましたね。
会社は張り詰めた空気となり、全社的にモチベーションも下がります。
退職者の引継ぎ&穴埋め作業が忙しいだけで、会社の業績が良い訳では無かったのですね。
- 『次は、誰が辞めそう』
噂話も蔓延し、
社内で本音の話は出来ない、
猜疑心が広がりました。
営業マンが次々と退職したことで、取引先のお客様とも縁が切れ、業績はさらに悪化する負のスパイラルです。
従業員が定着しない会社には、転職エージェントからの紹介もなくなり、新しい社員も入ってきませんよ。
私も次々と辞める、退職者のひとりになりました。
《沈みゆく泥船》から、なんとか抜け出せましたね。
人が辞めていく会社の社長の末路は裏切り!
私の退職から4年経ち、
- 会社は倒産した
と、人づてに聞きました。
倒産した時、社長は
- 《雲隠れ》
債権者の前に現れなかったそうです。
最後まで会社に残り、残務処理を負わされた
3名の側近社員は、矢面に立たされ『悲惨だった』と聞きました。
ワンマン社長は側近までも、裏切ったのです。
酷い話ですよね。
人が辞めていく会社の理由は2つある
人が辞めていく会社の背景には、大きく分けて2つの理由がありました。
- 一つ目は「業界」のせい
- 二つ目が「会社」のせい
です。
詳しく紹介していきます。
人が辞めて行く会社の理由は「業界」のせい
はじめに「業界」理由の人が辞める会社の特徴を紹介します。
- 人が辞めるのは、給料の安い業界
- 人が辞めるのは、残業の多い業界
- 人が辞めるのは、クレームの多い業界
それでは、順番に見ていきましょう。
1 業界が理由で人が辞めていく会社|給料が安い
業界理由で人が辞める1つ目は、給料の安さです。
下図の調査から、年収の低い業界は次のとおりでした。
- 小売/外食
- サービス
- メディカル
■業種分類別の平均年収ランキング
業種分類 | 平均年収 | ||
全体 | 男性 | 女性 | |
金融 | 469万円 | 572万円 | 394万円 |
メーカー | 466万円 | 506万円 | 381万円 |
総合商社 | 464万円 | 525万円 | 374万円 |
IT/通信 | 446万円 | 478万円 | 393万円 |
建設/プラント/不動産 | 432万円 | 470万円 | 364万円 |
専門商社 | 424万円 | 468万円 | 361万円 |
インターネット/広告/メディア | 423万円 | 469万円 | 381万円 |
メディカル => | 408万円 | 499万円 | 354万円 |
サービス => | 377万円 | 419万円 | 335万円 |
小売/外食 => | 359万円 | 400万円 | 317万円 |
出典:doda 業種分類別の平均年収ランキング https://doda.jp/guide/heikin/gyousyu/
「小売/外食」「サービス」「メディカル」業界の年収の低い理由は、非正規社員が多いからです。
これら業界は、離職率も高いことで知られていますよね。
2 業界が理由で人が辞めていく会社|残業が多い
業界理由で人が辞める2つ目は、残業の多さです。
サービス残業の多い業界は、
- 運輸業
- 建設業
- 情報通信業
という調査結果がありました。
■業種・職種別「サービス残業ランキング」
業種別 | 月平均(時間) | 残業30時間 以上の割合 |
|
1位 | 運輸業、郵便業 => | 31.96 | 44.0 |
2位 | 建設業 => | 25.47 | 33.3 |
3位 | 情報通信業 => | 25.27 | 33.5 |
4位 | 不動産業、物品賃貸業 | 24.24 | 33.6 |
5位 | サービス業全般 | 24.17 | 31.2 |
6位 | 電気・ガス・熱供給・水道業 | 24.10 | 31.5 |
7位 | 学術研究、専門・技術サービス業 | 23.70 | 38.3 |
8位 | 教育、学習支援業 | 23.63 | 25.7 |
9位 | 製造業 | 22.67 | 32.4 |
10位 | 卸売業、小売業 | 21.17 | 27.0 |
11位 | 宿泊業、飲食サービス | 20.46 | 29.6 |
12位 | 金融業、保険業 | 19.46 | 24.5 |
13位 | 生活関連サービス業、娯楽業 | 16.74 | 25.4 |
14位 | 医療、介護、福祉 | 15.82 | 16.3 |
一般従業員全体 | 22.91 | 30.6 |
出典:PRESIDENT Online 業種・職種別「サービス残業ランキング」 https://president.jp/articles/
残業手当のつかない業界では、長年働くのは難しいと感じます。
3 業界が理由で人が辞めていく会社|お客様クレームが多い
業界理由で人が辞める3つ目は、クレームの多い業界です。
お客様クレームを対応する代表的な業界は、次のとおりです。
- コールセンター
- 不動産住宅販売
- 金融保険
金銭トラブル対応が多い業界は、離職率も高くなりますね。
人が辞めて行く会社の理由は会社のせい
続いて、「会社を理由」とした、人が辞める組織の特徴を5つ紹介します。
- ワンマン社長の会社
- ハラスメント横行の会社
- 評価基準の無い会社
- 業務負荷が不平等な会社
- 将来性の無い会社
4 会社のせいで人が辞める|ワンマン社長
人が辞める会社の4つ目の特徴は、「ワンマン社長」の会社です。
冒頭の体験談で、紹介したとおりです。
ワンマン社長は、私情を隠さず、発言もコロコロ変わりましたね。
ワンマン社長の下で働く社員には、
- ついていけず(いかず)に退職する
- 社長の意向に沿った「Yesマン」になる
悲しいことに、選択肢は二つしかありませんよね。
5 会社のせいで人が辞める|ハラスメント横行の会社
人が辞める会社の5つ目は、パワハラやセクハラなどハラスメントが横行している会社です。
社長だけでなく、部長、課長、係長、
末端の社員まで『ハラスメント』体質な会社、、。
こんな会社で働きたい人はいませんね。
6 会社のせいで人が辞める|評価基準の無い会社
人が辞めていく会社の6つ目の特徴は、人事評価の基準が無い、もしくはあいまいな会社です。
人事評価が適正でなければ、長く安心して働くことは難しくなります。
私の過去の経験で思い出されるのが、
- 人事評価で十分な内容だったにもかかわらず、ボーナスが減らされた
ことがありました。
この会社に勤めても
- 報われない
- 信用できない
と、なりましたね。
7 会社のせいで人が辞める|業務負荷が不平等な会社
人が辞めていく会社の7つ目の特徴は、業務負荷への不平等です。
業務量が変わらない中、人が辞めていくと、残った社員への業務量は増えていきます。
これにより
- 残業が増える
- プライベートが犠牲になる
人手不足の穴埋めを、特定の社員だけで解決しようとすると、不平等感が生まれます。
これらの対応の全てが、会社への不信感になりますね。
さらに人が辞めることに繋がりますね。
8 会社のせいで人が辞める|将来性の無い会社
人が辞めていく会社の8番目の特徴は、最終的には、
- この会社には将来性がない
と、言われることです。
優秀なスタープレーヤーが続けて退職すると、残る社員たちも堰を切ったようにいなくなります。
会社の将来見通しは、ますます悪くなりますね。
人が辞めていく会社と共倒れリスクを回避する5つのステップ
さて、今あなたが 人が辞めていく会社で働いているのであれば、大きな問題です。
次からは、共倒れリスクを回避する 5つのステップを紹介します。
【人が辞めていく会社と共倒れしない方法】
- 働くメリットを確かめる
- 文書保管で自分を守る
- 同業とのネットワークを広げる
- メンタルヘルスを軽視しない
- 転職サイトへ登録する
人が辞める会社から抜け出す①働くメリットを確かめる
共倒れのリスク回避の1つ目は、働くメリットを確かめることです。
- 休暇が定められているにも関わらず、守られていない
- 給与や昇進条件が、実際の状況と異なる
これらは、誠実な会社ではありません。
この先将来にわたり、会社で働く『メリット』があるのか見極めましょう。
『会社に深入りしない』選択肢を取るべき、と感じますよ。
人が辞める会社から抜け出す②文書保管で自分を守る
共倒れを防ぐ2つ目は、職場の文書・指示されたメールを保管しておくことです。
ハラスメント会社では、何か問題が起きたとき、被害者(=従業員)の言質はもみ消されます。
ですので、不当な扱いの実態を、証拠として保管しておくのですね。
具体的に証拠を残しておくことで、いざと言う時、自分を守ることができますよ。
人が辞める会社から抜け出す③同業とのネットワークを広げる
会社と共倒れを防ぐ3つ目は、ネットワークを社外に広げるです。
特に同業とのネットワークは、環境が似ているため、困った時のアドバイスも的確です。
あわよくば、同業他社への転職の機会も得られるかもしれませんね。
人が辞める会社から抜け出す④メンタルヘルスを軽視しない
共倒れを防ぐ4つ目は、メンタルヘルスを軽視しないです。
下に簡単にできる、ストレスチェックテストがあります。
人が辞める会社から抜け出す⑤転職サイトへ登録する
共倒れを防ぐ5つ目は、転職サイトに登録することです。
- このままでは、会社に利用されるだけ
- これからは、健全な職場で働きたい
次々と人が辞める会社から抜け出す、現実的な手段ですね。
会社を辞めるタイミングについては『会社を見限るタイミング11のポイント!40代の取るべき選択肢も』の記事にまとめております。
こちらの記事もお役に立てればうれしく思います。
・【ミドル向け】会社を見限るタイミング
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私は40代になりましたが、これまでに7回の転職を経験しています。
会社に完璧さを求めたことはありませんが、不満はあり[…]
人が辞めていく会社の末路は疑心暗鬼!共倒れリスク回避5つのステップ!まとめ
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