こんにちは、masaです。
転職理由に「経営不振」って書きたくなる気持ち、ありますよね。
でも、これだけじゃ採用担当者を納得させるのは難しい。
特にミドル層なら、そんな言い訳っぽい理由では通用しません。
私も事業撤退を経験したとき、「これじゃダメだ」と痛感しました。
大事なのは、ただ状況を語ることじゃなく、「そこで自分がどう動いて何を学んだか」を示すこと。
相手はそこを見ています。
この記事では、経営不振をどうポジティブに伝えるか、例文や私の体験を交えてお話しします。
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業界別で使える転職理由「経営不振」の例文
経営不振を理由に転職を考えるなら、そのまま伝えるのはNGです。
それぞれの業界別の特徴や具体例を参考にして、どう伝えるのか、参考にしてください。
①小売業の経営不振の例文
②製造業の経営不振の例文
③IT業界の経営不振の例文
役職・立場別の転職理由「経営不振」の伝え方
役職や立場ごとに、適した転職理由の伝え方があります。
ここでは中間管理職、専門職、経営層それぞれの具体例を紹介します。
④中間管理職の転職理由「経営不振」の例文
⑤専門職の転職理由「経営不振」の例文
⑥経営層の転職理由「経営不振」の例文
会社の状況別に見る転職理由「経営不振」の使える例文
「経営不振」の場合の転職理由は、会社の経営状況により変わります。
ここでは、3つの状況別に分けました。
以下に、それぞれの違いをまとめて紹介します。
■会社の状況別の転職理由の違い
項目 | ⑦リストラ対象者 | ⑧自主退職者 | ⑨業績改善に尽力 |
退職理由の主因 | 会社都合(リストラ) | 自主判断(キャリアの再構築) | 自分の努力はあったが成果に限界があった |
焦点 | リストラが避けられない外的要因であること | 将来性への不安と自己成長への意識 | 努力や成果を強調し、環境の限界を説明 |
アピールポイント | 退職が自己責任ではないこと | 自主的かつ前向きな意思決定 | 改善のための具体的な取り組みとその成果 |
転職理由のトーン | 外的要因を受け入れたポジティブな姿勢 | 自己成長とキャリアアップへの意識 | 成果を活かして新しい環境で挑戦する意欲 |
それでは、実際の例文を見ていきましょう。
⑦リストラ対象者の転職理由「経営不振」の例文
⑧自主退職した場合の転職理由「経営不振」の例文
⑨業績改善に尽力したものの成果が出なかった場合の例文
転職理由「経営不振」を前向きに伝える3つのコツ
転職理由が「経営不振」だと、どうしてもネガティブに受け取られますよね。
でも、伝え方次第で「この人、使えるかも」と思わせることは可能です。
そこで、3つのポイントを押さえてみましょう。
「経験した逆境を通じて学んだ教訓」を具体的に述べる
「厳しい環境で得た教訓は?」と聞かれたら、スッと答えられますか?
例えば、「少ない予算や人手で成果を出す工夫」など、具体的に話せると説得力が増します。
逆境をどう乗り越えたかが、相手に響くんですよね。
「自分の成果や貢献が次の職場でどう活かせるか」を示す
前職での成果をただ並べるだけでは、採用担当者の心には響きません。
「その経験、うちでどう活かせるの?」という視点で話すのが大切。
たとえば「コスト削減のノウハウを新しいプロジェクトで活かしたい」と伝えれば、具体性が増します。
「他社では得られない経験が自分を成長させた」と説明する
経営不振の環境って、実は『学びの宝庫』かもしれません。
「他の人にはない視点やスキルを得られました」と自信を持って言い切る。
そうすることで、他の応募者との差がグッと広がりますね。
面接で転職理由「経営不振」を伝える際の注意点
転職理由が「経営不振」だと、面接での伝え方が難しいですよね。
でも、言い方ひとつで印象が大きく変わります。
ここでは、NG例とOK例を挙げて解説していきます。
面接でのNG例
- 他の社員や経営者のせいにする
- ネガティブな話ばかりする
- 経営不振だけを理由に挙げる
- 自分のスキルや成果に触れない
たとえば、「経営者の判断ミスで…」なんて話すと、「責任転嫁する人だな」と思われかねません。
また、経営不振の詳細を語りすぎても、「この人、過去ばっかり見てるな」と感じさせます。
そして、自分の成果を一切話さないと、「この人、どんな価値をもたらすんだろう?」と疑問を持たれてしまうでしょうね。
面接でのOK例
- 経営不振で得た教訓を語る
- 退職理由をキャリアアップや挑戦に結びつける
- 問題解決の具体例を挙げる
- 次の職場での貢献を明確に伝える
たとえば、
と話せば、「この人、前向きで使えそうだな」と思われます。
さらに、「業績悪化の中で生産性向上に取り組みました」といった具体例があると説得力が増しますよね。
最後に、次の職場でどんな貢献ができるかを語れば、「即戦力」として期待されやすくなります。
赤字事業からの撤退を経て!転職を決意した私の体験談
経営不振を理由にした転職は、逆手に取れば、強みになることがわかりました。
ここでは、私が赤字事業の撤退を経て転職を成功させた経験を紹介します。
私の転職体験については、『masaのプロフィール』にも書かせていただきました。参考になれば嬉しいです。
masaの簡単な自己紹介
masa
こんにちは、masaです。プロフィールをご覧いただきありがとうございます。
大卒から転職を7回経験し、”転職リテラシー”は自ずと高くなりましたね(苦笑)
現在は[…]
挑戦した事業:携帯販売フランチャイズ運営への挑戦
20代後半、私は当時の会社の新規事業として携帯販売フランチャイズに挑戦しました。
競争が激しい市場で、大手の価格競争に対抗しながら、効率的な店舗運営を模索。
結果的には苦戦しましたが、業界で生き残るには、モノマネではなく、独自の戦略がポイントだと学びました。
苦境に立たされた経験:赤字続きの事業と撤退決定
市場の急激な変化や競争の激化で、事業は赤字が続きました。
販売促進やコスト削減に取り組んだものの、抜本的な改善には至らず、会社として撤退を決定。
この時、「一人の力では限界がある」と実感し、もっと幅広い経験を積もうと転職を考え始めました。
転職を決意した理由:次のキャリアへの挑戦
挫折を通じて、環境の変化に対応する力や、困難な状況で解決策を見つける力の重要性を学びました。
この経験を武器に、さらに成長できる環境を探すことを決意。
事業の成功だけに固執せず、新しい挑戦を目指しましたね。
転職活動で実践したこと:経験を活かすアピール
転職活動では、「競争激しい市場で得た課題解決力」を全面に出しました。
たとえば、フランチャイズオーナーへの店舗運営ノウハウの提供や、競合他社の分析結果を成果としてアピール。
また、前向きな転職理由を伝えることで、採用担当者の共感を得るよう心掛けましたよ。
次の職場での成長:経験を活かした新たな挑戦
転職後は、大手消費財メーカーで新規事業の立上げマーケティングを担当しました。
携帯販売事業で得たスキルを活かし、部門目標を短期間で達成しました。
この経験を通じて、過去の挫折がむしろ未来の成功につながると確信しましたね。
まとめ|転職理由「経営不振」の伝え方
転職って、自分の強みを再発見し、それを活かせる環境に挑戦できるいい機会と感じます。
でも、最初の一歩を踏み出すときって、やっぱり迷うものです。
だから、転職エージェントを頼るのが私のおすすめです。
自分では気づけない適職を提案してくれたり、非公開求人の紹介など、心強い味方になってくれます。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
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エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
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