【保存版】転職理由「経営不振」の伝え方9選|業界・役職別・状況別で使える例文集

こんにちは、masaです。

 

転職理由「経営不振って書きたくなる気持ち、ありますよね。

 

でも、これだけじゃ採用担当者を納得させるのは難しい。
特にミドル層なら、そんな言い訳っぽい理由では通用しません。

 

私も事業撤退を経験したとき、「これじゃダメだ」と痛感しました。

 

 

大事なのは、ただ状況を語ることじゃなく、「そこで自分がどう動いて何を学んだか」を示すこと。

相手はそこを見ています。

 

 

この記事では、経営不振をどうポジティブに伝えるか例文や私の体験を交えてお話しします。

 

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目次

業界別で使える転職理由「経営不振」の例文

経営不振を理由に転職を考えるなら、そのまま伝えるのはNGです。

それぞれの業界別の特徴や具体例を参考にして、どう伝えるのか、参考にしてください。

 

①小売業の経営不振の例文

 

前職では店舗運営責任者として、地域密着型の販売戦略を主導し、売上向上に尽力しました。しかし、地域全体の人口減少や大型チェーン店の進出により客足が減少し、収益改善が難しい状況でした。この中で、地域イベントの企画や新たな販促キャンペーンを提案し、売上維持に貢献しましたが、根本的な経営環境の改善には至りませんでした。これらの経験を活かし、新しい職場では戦略立案や販売促進のスキルをさらに発揮したいと考えております。

 

②製造業の経営不振の例文

 

家電製造を行う企業で、新製品の生産ライン構築と品質管理を担っておりました。しかし、海外製品との価格競争や円安の影響でコスト増加が続き、収益が悪化する厳しい状況でした。この中で、製造工程を見直すことで生産時間を20%短縮する改善を実現しましたが、企業全体の競争力回復には至りませんでした。これまでの経験を活かし、次の職場では製造効率化や品質管理のスキルを活かしたいと考えています。

 

③IT業界の経営不振の例文

 

SaaS企業で、営業支援ソフトウェアの新機能開発プロジェクトを担当しておりました。業務効率化やデータ活用を強化するため、顧客の要望を反映したカスタマイズ案を提案し、採用企業数を15%増加させる成果を上げました。しかし、業界全体の競争激化とクライアント企業のIT予算縮小により、新規顧客開拓や事業拡大が難しい状況が続きました。この経験を活かし、次の職場ではより成長性の高い環境でプロジェクト管理や製品改善に貢献したいと考えております。

 

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役職・立場別の転職理由「経営不振」の伝え方

役職や立場ごとに、適した転職理由の伝え方があります。

ここでは中間管理職、専門職、経営層それぞれの具体例を紹介します。

 

④中間管理職の転職理由「経営不振」の例文

 

前職では販売部門のマネージャーとして、部下の育成や売上向上を目標に、顧客ニーズを踏まえた商品展開を推進してまいりました。特に、新商品のプロモーション戦略を立案し、一部商品の売上を前年比120%に向上させる成果を上げました。しかし、業界全体の市場環境が厳しい中、さらなる挑戦が難しい状況と感じ、新たな成長機会を求めて転職を決意しました。これまでの経験を活かし、次の職場では戦略的なマネジメントに貢献したいと考えております。

 

⑤専門職の転職理由「経営不振」の例文

 

前職では設計エンジニアとして、新製品の設計および既存製品の改良を担当していましたが、業績悪化に伴いプロジェクト縮小が続き、専門技術を十分に活用できない環境でした。その中でも、既存設備を活かした製品改良案を提案し、製品コストを10%削減する成果を上げましたが、根本的な経営状況の改善には至りませんでした。専門性をさらに磨き、成長できる環境を求めて転職を決意しました。

 

⑥経営層の転職理由「経営不振」の例文

 

前職では事業部長として収益性向上や新規事業の立ち上げを主導し、既存事業では営業利益を前年比5%増加させました。また、社内体制の見直しや業務効率化を推進し、生産性向上にも貢献しました。しかし、市場縮小など外部環境の変化で事業戦略の転換を余儀なくされ、限られたリソースで収益改善に努めました。部下や組織への責務を果たし、事業整理を円滑に完了させた後、キャリアを見直し新たな挑戦を求めて転職を決意しました。

 

会社の状況別に見る転職理由「経営不振」の使える例文

「経営不振」の場合の転職理由は、会社の経営状況により変わります。

ここでは、3つの状況別に分けました。

 

以下に、それぞれの違いをまとめて紹介します。

 

■会社の状況別の転職理由の違い

項目 ⑦リストラ対象者 ⑧自主退職者 ⑨業績改善に尽力
退職理由の主因 会社都合(リストラ) 自主判断(キャリアの再構築) 自分の努力はあったが成果に限界があった
焦点 リストラが避けられない外的要因であること 将来性への不安と自己成長への意識 努力や成果を強調し、環境の限界を説明
アピールポイント 退職が自己責任ではないこと 自主的かつ前向きな意思決定 改善のための具体的な取り組みとその成果
転職理由のトーン 外的要因を受け入れたポジティブな姿勢 自己成長とキャリアアップへの意識 成果を活かして新しい環境で挑戦する意欲

それでは、実際の例文を見ていきましょう。

 

⑦リストラ対象者の転職理由「経営不振」の例文

 

前職では営業部門で新規顧客の開拓を担当し、特定エリアで売上前年比110%を達成するなど成果を上げてまいりました。しかし、業界全体の市場縮小を背景に、事業再編が進み、所属部門が統廃合の対象となりました。この経験を活かし、次の職場では顧客提案力や課題解決力をさらに発揮し、貢献したいと考えております。

 

⑧自主退職した場合の転職理由「経営不振」の例文

 

前職では財務担当として資金計画やコスト管理を行い、厳しい環境下でも部門予算を10%削減しながら業務効率化を実現しました。しかし、業界全体で厳しい状況が続き、将来のキャリア形成を考える中で、新しい環境での成長を目指して退職を決断いたしました。これまでの経験を活かし、次の職場では財務戦略やコスト最適化を通じて、組織の成長に貢献したいと考えております。

 

⑨業績改善に尽力したものの成果が出なかった場合の例文

 

物流部門のリーダーとして、配送効率向上を目的としたプロジェクトを主導し、輸送コストを15%削減する成果を上げました。また、チーム全体の業務改善にも取り組み、生産性を向上させる体制を構築しました。しかしながら、業界全体の需要低迷が続く中、さらなる改善を進めることが難しい状況となり、新しい環境でこれまでの知見を活かしたいと考え、転職を決意しました。

 

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転職理由「経営不振」を前向きに伝える3つのコツ

転職理由が「経営不振」だと、どうしてもネガティブに受け取られますよね。

 

でも、伝え方次第で「この人、使えるかも」と思わせることは可能です。

そこで、3つのポイントを押さえてみましょう。

 

「経験した逆境を通じて学んだ教訓」を具体的に述べる

「厳しい環境で得た教訓は?」と聞かれたら、スッと答えられますか?

 

例えば、「少ない予算や人手で成果を出す工夫」など、具体的に話せると説得力が増します。

逆境をどう乗り越えたかが、相手に響くんですよね。

 

「自分の成果や貢献が次の職場でどう活かせるか」を示す

前職での成果をただ並べるだけでは、採用担当者の心には響きません。

 

「その経験、うちでどう活かせるの?」という視点で話すのが大切。

たとえば「コスト削減のノウハウを新しいプロジェクトで活かしたい」と伝えれば、具体性が増します。

 

 「他社では得られない経験が自分を成長させた」と説明する

経営不振の環境って、実は『学びの宝庫』かもしれません。

 

「他の人にはない視点やスキルを得られました」と自信を持って言い切る。

そうすることで、他の応募者との差がグッと広がりますね。

 

面接で転職理由「経営不振」を伝える際の注意点

転職理由が「経営不振」だと、面接での伝え方が難しいですよね。

 

でも、言い方ひとつで印象が大きく変わります。

ここでは、NG例とOK例を挙げて解説していきます。

 

面接でのNG例

 

  • 他の社員や経営者のせいにする
  • ネガティブな話ばかりする
  • 経営不振だけを理由に挙げる
  • 自分のスキルや成果に触れない

 

たとえば、「経営者の判断ミスで…」なんて話すと、「責任転嫁する人だな」と思われかねません。

また、経営不振の詳細を語りすぎても、「この人、過去ばっかり見てるな」と感じさせます。

 

そして、自分の成果を一切話さないと、「この人、どんな価値をもたらすんだろう?」と疑問を持たれてしまうでしょうね。

 

面接でのOK例

 

  • 経営不振で得た教訓を語る
  • 退職理由をキャリアアップや挑戦に結びつける
  • 問題解決の具体例を挙げる
  • 次の職場での貢献を明確に伝える

 

たとえば、

「人数が足りない状況で業務を見直し、効率化を図った結果、スケジュール通りにプロジェクトを完了させました。成果を出した経験を、新しい環境でも活かしたい」

と話せば、「この人、前向きで使えそうだな」と思われます。

 

さらに、「業績悪化の中で生産性向上に取り組みました」といった具体例があると説得力が増しますよね。

 

最後に、次の職場でどんな貢献ができるかを語れば、「即戦力」として期待されやすくなります。

 

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赤字事業からの撤退を経て!転職を決意した私の体験談

経営不振を理由にした転職は、逆手に取れば、強みになることがわかりました。

ここでは、私が赤字事業の撤退を経て転職を成功させた経験を紹介します。

 

私の転職体験については、『masaのプロフィール』にも書かせていただきました。参考になれば嬉しいです。

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挑戦した事業:携帯販売フランチャイズ運営への挑戦

20代後半、私は当時の会社の新規事業として携帯販売フランチャイズに挑戦しました。

 

競争が激しい市場で、大手の価格競争に対抗しながら、効率的な店舗運営を模索。

結果的には苦戦しましたが、業界で生き残るには、モノマネではなく、独自の戦略がポイントだと学びました。

 

苦境に立たされた経験:赤字続きの事業と撤退決定

市場の急激な変化や競争の激化で、事業は赤字が続きました。

 

販売促進やコスト削減に取り組んだものの、抜本的な改善には至らず、会社として撤退を決定。

この時、「一人の力では限界がある」と実感し、もっと幅広い経験を積もうと転職を考え始めました。

 

転職を決意した理由:次のキャリアへの挑戦

挫折を通じて、環境の変化に対応する力や、困難な状況で解決策を見つける力の重要性を学びました。

 

この経験を武器に、さらに成長できる環境を探すことを決意。

事業の成功だけに固執せず、新しい挑戦を目指しましたね。

 

転職活動で実践したこと:経験を活かすアピール

転職活動では、「競争激しい市場で得た課題解決力」を全面に出しました。

 

たとえば、フランチャイズオーナーへの店舗運営ノウハウの提供や、競合他社の分析結果を成果としてアピール。

また、前向きな転職理由を伝えることで、採用担当者の共感を得るよう心掛けましたよ。

 

次の職場での成長:経験を活かした新たな挑戦

転職後は、大手消費財メーカー新規事業の立上げマーケティングを担当しました。

 

携帯販売事業で得たスキルを活かし、部門目標を短期間で達成しました。

この経験を通じて、過去の挫折がむしろ未来の成功につながると確信しましたね。

 

まとめ|転職理由「経営不振」の伝え方

転職って、自分の強みを再発見し、それを活かせる環境に挑戦できるいい機会と感じます。

 

でも、最初の一歩を踏み出すときって、やっぱり迷うものです。

だから、転職エージェントを頼るのが私のおすすめです。

 

自分では気づけない適職を提案してくれたり、非公開求人の紹介など、心強い味方になってくれます。

 

下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。

 

ミドル向け『総合型』転職サービス

特徴 転職サービス  年収600万円~ 求人数
エージェント リクルートエージェント オススメ!
30万件
以上
エージェント doda 16万件以上
スカウト リクルートダイレクトスカウト 14万件以上
スカウト ビズリーチ 非公開
スカウト マイナビスカウティング
4万件以上
エージェント JACリクルートメント 4,000件以上
エージェント ヒューレックス 1,000件以上

 

ミドル向け『特化型』転職サービス

特徴 転職サービス
上場企業特化 One&Company
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