・年収と精神的辛さに関係はない
・転職年収ダウン許容範囲の考え方
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
長時間労働がイヤで、給料を下げる転職も、チラっと考えましたが、
家庭持ちの私にはそぐわなかったですね
ここでは、年収と精神的辛さには関連性が無いことを、私の経験を交えながら紹介します。
この記事を最後まで読むと、転職年収ダウンの許容範囲の考え方もわかりますよ。
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【ミドル向け】給料下がったけど転職して良かったはやめとけ!
『給料は下がったけど、転職して良かった』の考えは、少なくともミドルにはお勧めできません。
なぜなら年収の多さと、仕事の辛さは関連が無いからです。
【年収と仕事の辛さの関係】
年収を下げる転職理由には、
- 長時間労働を辞めたい
- やりがいのある仕事をしたい
- 人間関係に疲れた
- 新しいことに挑戦したい
などがありますよね。
敢えて年収を下げなくても、
転職サービスを使えば、職場を探すことが出来ますし、
また、
- 給料を下げた転職だったけど、数年後に年収が上がったのでトクした
の考えにも、違和感はあります。
そもそも、
【転職しないほうが、高年収だったかもしれない】
比較はできないと感じますよ。
20代であれば、一度年収を下げても、その後も職業人生は長く続きます。
30代以降で、年収を増やすこともできるでしょう。
しかしミドルには当てはまりません。
一度下げてしまった年収は、戻せない覚悟が必要と感じますよ。
【転職体験談】年収と精神的苦痛は無関係だった
さてここで、私の実体験を紹介します。
年収の多さと仕事の辛さには、関連はありませんでした。
私は42歳の時に、大手電子部品メーカーからインターネット証券会社に転職しました。
職務内容は、Webマーケティングのまま、業界を変えたのです。
これで年収は上がり、ストレスは減りました!
下に比較表としてまとめましたので、ご覧ください。
■大手電子部品メーカー ⇒ インターネット証券会社 転職比較
業種 | 電子部品メーカー | インターネット証券会社 |
成長性 | 成熟→衰退期 | 成長期 |
会社規模 | 5,000名を超える上場企業 | 30名程度のスタートアップ企業 |
職種 | Webマーケティング 事業企画 |
Webマーケティング |
年収 | 580万円 | 650万円 |
会社組織 | 年功序列 社歴重視 |
フラットな個人主義 |
不満 |
|
特になし |
この転職経験から、
《年収の多さと精神的苦痛は、全く関係ない》ことがわかりましたよ。
年収と辛さは無関係①同じ仕事で給料が上がる新卒
ほかにも、給料の多さと辛さが関連しない事例がありました。
第一生命は新卒の初任給を、321,000円に引き上げると発表しました。
2024年4月に新卒で入社する全国転勤型の総合職の初任給を約4万5000円引き上げる方針だ。
これまでの27万6000円(30時間の固定残業代を含む)から32万1000円とする。
出典:2024年1月 日経新聞
入社年度が1年違うと、毎月45,000円も給料が増えるのです。
仕事の辛さが、増えた金額分に比例するとは思えません。
他にも初任給として、
- ユニクロ 30万円
- サイバーエージェント 42万円(残業代込)
という情報がありました。
給料の多さと、仕事の辛さは関係ありません。
時代は変わったのですね。
年収と精神的辛さは無関係②働く場所を変えたら給料が上がる
年収の多さと仕事の辛さに《関連性が無い》のは、働く場所を変えた事例でもわかります。
働く場所を海外まで拡げると、
- 敢えて年収を下げる選択
が、もったいないと感じます。
美容師や看護師など国内では年収がせいぜい500万円程度の職種でも、米国やオーストラリアなどで働けば、1000万円を大きく超す年収を手にできる(中略)
日本で年収300万円だった寿司職人が、アメリカで年収8000万円を稼ぐようになった
出典:プレジデントオンライン
- 美容師 500万円 ⇒ 1,000万円以上
- すし職人 300万円 ⇒ 8,000万円
もちろん年収が上がっても、物価高の国で生活すれば、年収が そのまま手残りするとは限りません。
しかしながら、精神的苦痛から逃れるために、給料を低くする考えは、すでに時代に合わないと感じますね。
給料を下げてまで、自分の労働力を差し出すことは、《ブラック企業に搾取される》に繋がります。
危ないですね。
転職年収ダウンの許容範囲は1割ではない
さて給料は下げたくはないけど、
- やりたい仕事がある
などの理由で、
《年収ダウンを受け入れざるを得ない》こともあるでしょう。
どうしても年収ダウンとなりそうな時は、予め《年収ダウンの許容範囲》を決めておくと良いですね。
しかし割合で許容範囲を決める、例えば
- 現年収の10%ダウンまで許容する
考えは、根拠が乏しいので止めましょう。
年収ダウンの許容範囲は、
割合ではなく「支出金額」から決める
が正しいでしょうね。
【年収許容範囲の考え方】40代世帯の支出平均は年間350万円
2022年の家計調査によると、40代世帯の毎月の出費平均額は、およそ29万円です。
■40代世帯の毎月の出費内訳
食費 | ¥74,948 |
住居 | ¥20,021 |
光熱・水道 | ¥21,687 |
家具・家事用品 | ¥11,279 |
被服及び履物 | ¥11,155 |
保健医療 | ¥11,119 |
交通・通信 | ¥44,805 |
教育 | ¥19,915 |
教養娯楽 | ¥29,008 |
その他 | ¥47,381 |
合計 | ¥291,318 |
出典:https://saita-puls.com
年換算すると、
291,318円×12カ月=3,495,816円
年間350万円以上、稼がないと家計は赤字です。
実際には各家庭ごとに、
- 住居費(家賃・ローン返済)
- 子供の数
- 共働きである
などで、支出金額は大きく違います。
上図の出費項目を参考にし、
毎月の支出をもとにして、年収ダウンの許容範囲を決めると良いですよ。
転職して年収が下がる許容範囲 まとめ
『給料は下がったけど、転職して良かった』の考えは、少なくともミドルにはお勧めできません。
【年収と仕事の辛さの関係】
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
ミドル向け『総合型』転職サービス
特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
エージェント | リクルートエージェント | オススメ! 30万件以上 |
エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
エージェント | JACリクルートメント | 4,000件以上 |
エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
ミドル向け『特化型』転職サービス
特徴 | 転職サービス |
『上場企業』特化 | One&Company |
『大手IT/DX』特化 | シンシアード |
『メーカー』専門 | タイズ |
『金融業界』特化 | フィンクルート |
『クリエイター/マーケター』特化 | BeCreator |
『エンジニア』特化 | クラウドリンク |
『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
『法務コンプライアンス』専門 | BEET-AGENT |
『法務』特化 | 弁護士ドットコムキャリア |
『不動産/設備/建設』特化 | プライムキャリア |
『不動産/建設』特化 | 施工管理求人.com |
『建築/土木施工管理/設備/電気施工管理』特化 | セコカンNEXT |
『建設』専門 | RSG建設転職 |
『東海3県の求人』特化 | R4CAREER |
『東北の求人』に強い | ヒューレックス |
『外資・グローバル企業』特化 | ロバート・ウォルターズ |
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