・受からない理由1位「スキル不一致」を避ける方法
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
40代転職では、年齢や転職回数がネックで『受からない』と言われます。
果たして本当でしょうか?
ここでは、40代転職で受からない理由を、私の実体験をもとに紹介します。
この記事を最後まで読むと、受からない理由1位の「スキルの不一致」対策がわかりますよ。
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【実体験】40代転職受からない理由Top 7結果
私は直近、45歳の時に7回目の転職をしました。
転職活動では113社に応募し、2社から内定をもらったのですが、
(当時の応募管理シートです)
不採用理由がわかった43社分について、ランキング形式にしたのが下の表になります。
■40代転職の不採用理由ランキング
【40代転職の不採用理由 Top 7】
- スキルの不一致 16社
- 他者比較 7社
- 辞退 6社
- 先方による都合 5社
- 先行者決定クローズ 4社
- 年齢 3社
- 転職回数 2社
n=43
詳しく見ていきましょう。
40代転職受からないNo1:スキルの不一致
40代転職の受からなかった理由、第1位は、スキルの不一致でした。(16社)
私は『WEBマーケテイング』を軸にして、転職活動を進めていました。
スキル不一致の理由を、細かく紹介すると、
- 同じ分野の経験もあるが、立ち位置が違う
- マネージャー経験は豊富だが、顧客折衝があれば、なお良かった
- SNS運用が不足していた
- セキュリティ製品知識も欲しかった
- サービス設計分野の経験が不足していた
- 新しいサービスを生み出す印象が欲しかった
- 広告経験が欲しかった
書類選考から一次面接に進むにつれ、企業側の求めるスキルは「より高くなる」「追加されていく」ことがわかりました。
「即戦力が欲しい」は常套句なのですが、候補者に求めるスキルを下げる考えは ”無い”印象です。
6~7割程度のスキル一致では、採用まで至らないと感じましたよ。
40代転職受からないNo2:他者比較
40代転職の受からなかった理由、第2位は、他者との比較でした。(7社)
他者比較の理由の中には、
- ほかの候補者との比較で「尖り」が欲しかった
の声もありましたよ。
転職活動における「尖り」の重要さは、「転職200社落ちた40代対策!採用獲得する5つのポイント見分け方」にも書かせていただきました。
併せてお読みいただければ、嬉しいです。
>>>転職200社落ちた40代対策!採用獲得する5つのポイント見分け方
・40代転職で200社落ちた私のリアルデータ
・40代転職の採用までの道のり
・40代転職で内定獲得する5つのポイント
私は40代になりましたが、これまでに7回転職をしています。
[…]
40代転職受からないNo3:辞退
第3位は、私からの選考辞退です。(6社)
正確に言うと、不採用理由に当てはまらないのかもしれません。
しかし転職活動を行う中で、違和感を感じたら、自ら選考を降りることもあります。
転職活動は、現職もありながらの、忙しい毎日です。
入社意思の低い会社とのやり取りに、時間を割く必要は無いと感じますよ。
「辞退には勇気が必要」と感じるかもしれませんが、
内定後に入社を躊躇するくらいなら、早めの辞退は賢明と感じます。
ミスマッチは、企業側・候補者側のそれぞれにありますよね。
40代転職受からないNo4:先方による都合
第4位は、採用企業側の都合です。
内容としては、
- 採用活動も仕切り直し
- (スカウトをしたものの)提案できるポジションが用意できなかった
企業側も決算タイミングや、事業計画により、採用計画も変わります。
転職年齢に関係なく、仕方ないことですね。
40代転職受からないNo5:先行者決定クローズ
第5位は、先行者決定による採用クローズです。(4社)
40代転職の採用枠は、1人です。
ですので、先に選考が進んでいる方が居る場合は、その方の入社意思が決まったタイミングで、採用活動は終了します。
募集を始めた時のタイミングで、時間を掛けずに、速やかに”選考レール”に乗るのが大事ですね。
40代転職受からないNo6:年齢
第6位が、年齢でした。(3社)
40代の転職は、年齢がネックと言われますが、実際のところ、そこまでの壁ではありませんね。
年齢を理由にした内容としては、
- 既存組織とのバランスが悪い
- (転職エージェントから)30代の方を採用したいご意向のようです。
年齢を不採用理由にあげるのは、社長の年齢が若い会社に見られました。
組織づくりとして、「職位と年齢にはバランスを持たせたい」考えは納得できましたよ。
40代転職受からないNo7:転職回数
第7位は、転職回数の多さです。(2社)
私の転職回数は7回目でした 苦笑
転職回数の多さを理由にした会社は、
- 大企業の冠をもつ、子会社やグループ会社
人事担当者は、大企業から出向しているのではないか?
と、感じますね。
大企業への転職を考える場合は、転職回数が3回を超えると、難しくなりますよ。
企業は年齢や転職回数よりスキルマッチを重視
40代の転職の厳しさは、「年齢」「転職回数の多さ」にあると言われます。
しかし実体験を通じて、「スキル不一致」が最大の不採用理由であるとわかりました。
大企業を除く大半の会社は、年齢や転職回数の表面の数字ではなく、現実的なスキルをシビアに見ます。
自社の業務に対して、候補者のスキルが即戦力としてマッチするのか、否か 確認しているのですね。
このとき企業側が求める業務スキルと、候補者の人格は別物ですので、ミスマッチが続くからと言って、落ち込む必要は全くないですよ。
次の「出会い」を作ればよいだけですね。
この転職で私は、証券会社から不動産投資会社に転職しました。
前後の会社のスキルに、どれほど親和性があったかは、応募するまではわかりませんでした。
ですので気になる求人票を見つけたら、まず応募してみるのが大事だと感じましたね。
40代転職のスキル一致は求人票だけでは無理
さてスキルの一致に関しては、求人票の分量や内容だけでは、判別できません。
求人票以上に、採用担当者は業務に対して、現場レベルの細かい要求や希望をもっているからですね。
ですので、スキルをマッチさせるためには、ある程度の応募数量をこなし、実際の選考レールに乗らないことには、実態が掴めません。
応募数を増やすことについては、独りでの転職活動は手に負えなくなるため、
- 非公開求人件数の多い、転職エージェントを使う
- 転職エージェントを複数社の併用する
となりますね。
転職成功者の転職エージェントの平均利用数は、平均4.2社です。
下にミドルの転職に有益なエージェントを、それぞれ紹介しますので、ご活用ください。
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特徴 | 転職サービス | 年収600万円~ 求人数 |
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エージェント | doda | 16万件以上 |
スカウト | リクルートダイレクトスカウト | 14万件以上 |
スカウト | ビズリーチ | 非公開 |
スカウト | マイナビスカウティング |
4万件以上 |
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エージェント | ヒューレックス | 1,000件以上 |
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『管理部門』特化 | MS-Japan |
『経理財務』特化 | BEET-AGENT |
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