異業種転職ついていけない？年齢と怖い気持ちを和らげる4つのリアル

40代転職活動のリアル

40代転職活動のリアル

・異業種転職はついていけないと言われる理由
・異業種転職と年齢限界説の実態
・異業種転職で失敗しない4つの対策（体験談）

私はこれまで”将来への不安解消”と”収入アップ”を目指し、7回転職をしてきました。

そのうち異業種の転職は、製造業から金融業など「5回」を含みます。

ここでは、異なる業種への転職に不安を感じる時の対処法を、私の経験をもとに紹介していきます。

この記事を読み終えると、ミドル年代の働く選択肢が増えるようになりますよ。

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1 異業種転職ついていけないは本当？怖い気持ちは皆同じです
- 1.1 異業種転職が怖い理由
- 1.2 異業種の転職が怖い本音は面倒臭いから
2 異業種転職ついていけない？転職に無理な年齢はない
3 【40代向け】異業種転職の4つのリアル
4 異業種転職のリアル①未経験OKはお勧めしない
5 異業種転職のリアル②異業種であっても経験を活かす
6 異業種転職のリアル③好きと興味関心に正直になる
7 異業種転職のリアル④転職後は焦らず俯瞰する
8 異業種転職ついていけない？年齢と怖い気持ちを和らげる4つのリアルまとめ
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- 9.1 私の7回の転職体験談

異業種転職ついていけないは本当？怖い気持ちは皆同じです

「異業種への転職は怖い」「ついていけない」と世間では言われます。

しかし”怖い気持ち”は、誰しも同じであり、ことさら『不安を煽る必要はない』と、私は考えます。

なぜなら私はこれまで、「専門商社」「広告業」「携帯販売」「製造メーカー」「金融」と５回異業種転職を経験してきました。

その結論として言えるのは、異業種の転職であっても、同じ業界の転職であっても、「不安に感じる気持ち」に変わりは無かったからです。

ではなぜ、『異業種の転職が怖い』と世間で言われるのか、考えてみました。

異業種転職が怖い理由

異業種の転職が、怖いと言われる理由は以下の5つが挙げられます。

1：覚えることが多い
2：職場＆人間関係が変わる
3：実務経験が無駄になる
4：年下の上司がいる
5：会社・業界の勝手・常識がわからない

これらの怖い理由を並べると、「異業種への転職だから」と、特別視する必要はないと感じませんか？

同じ業界での転職でも、起こりうる内容と思いますよ。

ですので「異業種だから」というだけで、転職先候補の選択肢から外すのは、もったいないと私は感じます。

異業種の転職が怖い本音は面倒臭いから

さて、異業種転職であっても、同業種への転職であっても、転職の実態が大きく変わることはありません。

世間で”異業種転職を怖がる”本音は、年齢を盾にした『面倒くささの言い訳』ではないかと、私は思うのです。

ちょっと厳しい言い方に聞こえるかもしれませんね、、。

しかし楽（ラク）をしようと、惰性で転職をすると、「こんなはずではなかった」後悔が多くなるのが現実です。

異業種転職には、不慣れな思い込みから面倒臭いと感じるかもしれませんが、私はメリットもあることを伝えておきます。

メリットに関しては、『異業種転職のメリットを40代で学ぶ！キャリア価値を向上させる5つのポイント』の記事にまとめさせていただきました。

成長業界で働きながら年収を上げるメリットをまとめました。

詳しい内容は、こちらの記事をお読みいただければ嬉しく思います。

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異業種転職ついていけない？転職に無理な年齢はない

転職の年齢については、「年齢限界説」も半ば常識として言われます。

かつては『35歳限界説』がありましたが、現在ではすでに当てまらないようですね。

事実、私も40代で2回転職をしていますので、世間の常識を鵜呑みにする必要はないと思いますよ。

転職と年齢限界説に関しては、今後はさらに薄れていくと予想します。

なぜなら2023-25年を境にして、労働需要は増えていくに対して、労働供給の減りがいっそう大きくなるからです。

（下図の赤線が労働供給、青線が労働需要です）

出典：リクルートワーク研究所未来予測労働力はどれだけ足りなくなる？

企業の求人数に対して、働く求職者の数が少ない『未来』が予想されますね。

労働力不足が起きると、年齢や業界を超えて転職することが、将来の日本のスタンダードになるかもしれません。

これまでの常識の枠を超え、採用企業と応募者は、経験やスキルに価値を置く「マッチング」が盛んになると、私は予測していますよ。

【40代向け】異業種転職の4つのリアル

ここで私の５回の経験から、異業種転職の対策を4つ紹介します。

異業種の転職で「大成功！」とまでは言えなくとも、少なくとも失敗や後悔の無い方法だと考えていますよ。

1：”未経験OK”はお勧めしない
2：異業種であっても経験を活かす
3：好きと興味関心に正直になる
4：転職後は焦らず俯瞰する

順番に見ていきましょう。

異業種転職のリアル①未経験OKはお勧めしない

異業種転職で失敗しない一つ目は、「業界未経験OK」の求人に”応募しない”ことです。

《業界未経験OK》で人を集める案件は、とりあえず『誰でも良い』『誰でも働ける仕事』です。

裏返しに言うと、すぐに人が辞めてしまう、使い捨てになる可能性が高いです。

また、”誰でもできる”は代わりが効くことであり、スキルを磨くチャンスは与えられず、収入アップにつながることも難しいと思います。

あなたのこれまでの実務経験と関連が無い場合、転職活動に費やす時間がもったいないと思いますので、なおさらお勧めできませんね。

《業界未経験OK》の仕事は除いて、転職先探しをお勧めしますよ。

異業種転職のリアル②異業種であっても経験を活かす

二つ目の異業種転職で失敗を防ぐ方法は、これまでの実務経験を活かす仕事をすることです。

ミドルの転職であれば、これまでに何らかの実務経験を積んでいます。この経験を軸として活かせる仕事を探しましょう。

私の場合は、マーケティング職でした。

私は異業種転職を、5回経験しています。

それぞれ違う業界でも、仕事に共通する部分は多く、経験を財産として活かすことができました。

営業や施工管理、経理、人事、事業戦略など世の中には様々な職種があります。

あなたも業界を問わずに、これまでの職種経験や実務経験を活かしてみましょう。

「経験」を軸に転職活動をしている限り、大きな失敗や後悔は無いと思いますよ。

異業種転職のリアル③好きと興味関心に正直になる

三つ目の異業種転職で後悔をしない方法は、あなたの「好き」や「興味関心」を前面に出すことです。

今後日本では、70歳まで働く世の中になります。

これは異業種転職に限らず、何歳になっても「学ぶ姿勢」と「学ぶ気力」が求めらることを意味します。

そしてこれほどまで長い間、自分の本当の気持ちをごまかしながら、興味の無い仕事を、続けることはできない、と私は考えます。

私の場合は、40代で製造業（電子部品メーカー）から、金融業（42歳で証券会社、45歳で不動産投資会社）に、異業種転職しました。

金融業を選んだ理由のひとつは、”ものづくり”から”金融IT”に、私の興味関心が移っているのを自覚していたからです。

異なる業界への興味があったことで、転職後に、証券外務員と宅建士の資格を取得できました。

ミドル世代となっても、自分の興味関心に蓋（ふた）をせずに、業界を選ぶことが、納得する働き方に繋がりますね。

異業種転職のリアル④転職後は焦らず俯瞰する

四つ目の異業種転職の考え方は、転職後は『すぐに業務に慣れなくて良い。焦らずに俯瞰する』と考えます。

新しい会社で、ついていけないと感じるときは、『転職先のレベルが高すぎてついていけない！どこでもやっていける人の特徴4つ』の記事で詳しく書いています。

転職先で業務のレベル差で悩んだ時は、ぜひご覧ください。

自分の実力を卑下する必要はなく、仕事と新しい会社の組織に慣れる努力を続ければ、当初感じていたレベル差は無くなるが、私の持論です。

ミドル転職は『即戦力』と言われますが、焦りすぎずに入社から1年～2年後に、大きく活躍する心づもりがあれば良いですね。

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